公益財団法人 全日本空手道連盟の講師の指導による第45回目の講習会が6月24日(土)本部直轄代官山道場にて実施された。
15:00からの形(型)講習は糸東流の関根寛和先生の指導で、最初に先生から「団体形の分解を皆さんも見たことがあると思いますが、今日は通常の分解ではなくセイエンチンの技を使った団体形の分解を行いたいと思います。団体形の分解は大きなアクションが目を引きますが、それらは形の一部の技を用いて独自に技を組み立てたものです。今回は皆さんで技を考えながら工夫してみましょう」との話があった。
まずセイエンチンを2回行い、次に3人一組で団体形の分解の演武の稽古に移った。最初にセイエンチンで相手の突きを受けてその腕を取って技を返す攻防で、それぞれの組ごとに突きや蹴りを返したり、あるいはそのまま投げて倒したりというように創意工夫する時間が設けられ、その後に各組ごとに全員の前で披露した。
関根先生は「形は1対1ではなく、1対複数の相手を想定して作られています。団体形も3人一組であれば2人の相手にどう向かっていくのかを考えながら行うことが大事です。また、分解ではその技や攻防にいかにリアリティを持たせるのかを考えながらやること。そうすることで相手との距離や、捌き方、投げて倒すなど相手の体をコントロールすることを学び、それらは組手に応用できるものだと思います」と説明があった。
最後にセイエンチンの中の相手の蹴りと突きを連動して受けて技を返す攻防を用いた分解を行ってこの日の形講習を終えた。
16:00からの横道正明先生の組手講習は、まず前回に続いて両足にゴムの輪をつけて、左右の構えを切り替える稽古が行われ、横道先生からは「切り替える時は肩で回るのではなく、腰を切る意識で行うこと。足のゴムは構えを切り替えても歩幅を変えないという意味があります」と説明された。
続いて2人組になり、攻撃側が刻み突きや前蹴りを出し、ゴムの輪をつけた相手はその攻撃に対して構えを切り替えて受けて技を返す稽古が行われ、横道先生からは「相手の技が来る前から動くのではなく、相手の技をよく見てギリギリ当たる寸前で瞬間的に素早く構えをスイッチする。早く動くと相手に動作を読まれてしまう」と注意があった。
その後に今回行った構えの切り替えを意識した試合形式の組手、最後は白色と黄色の2つの電球で、構えを切り替えてからの突きや蹴りを繰り出す反応に重点を置いた稽古を行い、この日の講習会は終了した。
極真会館総本部道場 澤村勇太
6月25日(日)、本部直轄代官山道場において、少年部、壮年・女子部、一般部を対象に2017年総本部夏季昇級審査会が実施された。審査には郷田勇三最高顧問、榊原孝邦師範、福田勇師範が出席し、総勢82名の道場生が昇級審査に臨んだ。午前10時より少年部、続いて13時より壮年部・女子部・一般部の審査が行われました。
受審者の動きや技を細かく見ていた榊原師範からは「型は、力の強弱、技の緩急、息の調整という三要素を意識してやらなければいけない」との指摘があり、郷田師範は「ブラジルの審査は、一科目ができなければその場で帰されるくらい厳しい。極真の審査とはそのくらい厳しいものだということを頭に入れて、毎日の稽古に励み、黒帯を目指して頑張って欲しい」と受審者を激励し、16時30分にすべてのクラスの実技審査と筆記審査を終了しました。
極真会館総本部道場 澤村勇太
総本部道場は女性道場生も多数在籍しています!
みなさんの仲も良く、盛り上がっています!
極真会館総本部道場 澤村勇太
極真会館総本部道場 澤村勇太
稽古終了後、茶帯の先輩が後輩に教えてあげています!
君が先輩になった時は、先輩にしてもらったように後輩の面倒をみてあげてね。
極真会館総本部道場 澤村勇太
居残り稽古で体力稽古をしました!
飛んで、跳ねて、引っ張って、押して、あらゆる動作の練習です!
外で遊ぶ機会が減った今、道場で体を目一杯動かしています!
フォームも指導していますので、安全に体力をつけています^^
極真会館総本部道場 澤村勇太
2017年8月19日(土)20日(日)、京都府立体育館において「日本赤十字社 東日本大震災・平成28年熊本地震災害 義援金チャリティー 2017 極真祭」を開催致します。
出場を希望される方は所属する各支部道場までお問い合わせの上、お申し込みください。
【大会名称】
日本赤十字社 東日本大震災・平成28年熊本地震災害 義援金チャリティー
2017 極真祭
【実施大会】
2017 全日本青少年空手道選手権大会
2017 全日本女子ウェイト制空手道選手権大会
2017 全日本壮年空手道選手権大会
2017 全日本型競技空手道選手権大会(個人/団体)
極真会館総本部道場 澤村勇太
極真会館総本部道場 澤村勇太
公益財団法人 全日本空手道連盟の講師の指導による第43回目の講習会が6月10日(土)本部直轄代官山道場にて実施された。
15:00からの形(型)講習では糸東流の関根寛和先生の指導で進められ、最初にセイエンチンを全員で2回行い、次に2人組でセイエンチンの形の分解の指導があった。
その後、鏡に向かってセイエンチンの手順に則って、立ち方や動作、手の位置や高さなどを細かく解説しながら行う稽古に移り、関根先生からは「最初の四股立ちは足腰の鍛錬を兼ねています。相手の足払いなどで崩されないように重心を低くして素早く移動すること」との説明があった。最後に「形を一人で稽古する時は、鏡を見ながら自分の動作や立ち方をチェックしながら行うようにして下さい」と話されてこの日の形講習を終えた。
16:00からの組手講習は土佐誉樹彦先生の指導で、今回は土佐先生の道場の生徒が講習会に参加して最初に模範試合を披露した。続いて土佐先生の道場生と講習生で2人組になり、打ち込みや軽い組手稽古が行われ、土佐先生は「同じ空手でもルールが違えば野球とサッカーくらいの違いがあります。まっすぐ攻めてくる相手に対する反応や、連続して攻撃を仕掛けてくる相手に対する反応を意識して下さい」との話があり、最後は1ポイント先制の試合形式の組手を行い、この日の講習会は終了した。
次回の講習会は6月17日(土)に行われる予定である。