世界大会の翌年は選手の新陳代謝、いわゆる世代交代が起こるというジンクスがありますが、新時代の日本を背負うエース候補と注目されているのが昨年第11回世界大会で日本選手最高位の6位に入賞した上田幹雄選手です。
187cm、91kgの恵まれた体格はもとより、何といっても上田選手の武器は長い足を活かした蹴り技と、足腰のバネです。少年時代から空手と並行して相撲や柔道を経験して養われた足腰の強さがありながら、組手のスタイルは腰を落としてどっしり構えるのではなく、どちらかと言えば腰の位置は高めで軽くステップを踏みながら相手との間合いを探り、相手の攻撃が届かない距離から瞬発力を活かして一気に攻撃を仕掛けていくというのが、昨年の世界大会で見せた新しいスタイルでした。
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極真会館総本部道場 澤村勇太