第45回講習会 高橋選手も参加 2017/07/04

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公益財団法人 全日本空手道連盟の講師の指導による第45回目の講習会が6月24日(土)本部直轄代官山道場にて実施された。
15:00からの形(型)講習は糸東流の関根寛和先生の指導で、最初に先生から「団体形の分解を皆さんも見たことがあると思いますが、今日は通常の分解ではなくセイエンチンの技を使った団体形の分解を行いたいと思います。団体形の分解は大きなアクションが目を引きますが、それらは形の一部の技を用いて独自に技を組み立てたものです。今回は皆さんで技を考えながら工夫してみましょう」との話があった。
まずセイエンチンを2回行い、次に3人一組で団体形の分解の演武の稽古に移った。最初にセイエンチンで相手の突きを受けてその腕を取って技を返す攻防で、それぞれの組ごとに突きや蹴りを返したり、あるいはそのまま投げて倒したりというように創意工夫する時間が設けられ、その後に各組ごとに全員の前で披露した。
関根先生は「形は1対1ではなく、1対複数の相手を想定して作られています。団体形も3人一組であれば2人の相手にどう向かっていくのかを考えながら行うことが大事です。また、分解ではその技や攻防にいかにリアリティを持たせるのかを考えながらやること。そうすることで相手との距離や、捌き方、投げて倒すなど相手の体をコントロールすることを学び、それらは組手に応用できるものだと思います」と説明があった。
最後にセイエンチンの中の相手の蹴りと突きを連動して受けて技を返す攻防を用いた分解を行ってこの日の形講習を終えた。
16:00からの横道正明先生の組手講習は、まず前回に続いて両足にゴムの輪をつけて、左右の構えを切り替える稽古が行われ、横道先生からは「切り替える時は肩で回るのではなく、腰を切る意識で行うこと。足のゴムは構えを切り替えても歩幅を変えないという意味があります」と説明された。
続いて2人組になり、攻撃側が刻み突きや前蹴りを出し、ゴムの輪をつけた相手はその攻撃に対して構えを切り替えて受けて技を返す稽古が行われ、横道先生からは「相手の技が来る前から動くのではなく、相手の技をよく見てギリギリ当たる寸前で瞬間的に素早く構えをスイッチする。早く動くと相手に動作を読まれてしまう」と注意があった。
その後に今回行った構えの切り替えを意識した試合形式の組手、最後は白色と黄色の2つの電球で、構えを切り替えてからの突きや蹴りを繰り出す反応に重点を置いた稽古を行い、この日の講習会は終了した。

極真会館総本部道場 澤村勇太

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