6月3日(土)4日(日)、大阪府立体育会館で開催される「2017オープントーナメント第34回全日本空手道選手権大会」まで、1週間を切りました。今回は重量級に出場する有力選手を紹介します。
日本の新鋭対海外の強豪という構図でトーナメントが展開されそうな重量級。日本勢の中では、一昨年第32回大会で高校2年生ながら3位に入賞し、半年後の第11回世界大会に17歳史上最年少出場を果たした南原健太(東京城北支部)、同じく日本代表として第11回世界大会に出場し、昨年第33回大会4位に入賞した谷川聖哉(真正会)、さらには南原と同学年で昨年第33回大会ベスト8の渡辺優作(横浜北支部)が今年も上位進出を狙う。
対する海外勢は2011年第10回世界大会3位のベテラン、ゴデルジ・カパナーゼ(ロシア)が昨年に続いて参戦。カパナーゼは昨年オールアメリカンオープンで優勝を遂げるなど、31歳にして実力はいまだ健在だ。そして今年4月に行われた第6回世界ウェイト制大会重量級準優勝のオレクサンダー・イエロメンコ(ロシア)が全日本ウェイト制大会に4年ぶりの出場。2013年第30回大会では圧倒的な実力差を示して優勝しており、今やロシアのエース格となったイエロメンコが今大会でも優勝候補の筆頭に挙げられる。