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夏合宿2013/07/29

image26日金曜日から28日の日曜日まで毎年恒例の夏合宿が行われました!

いつもと違う環境と他の道場生との稽古に、大人も子供も最初は戸惑っていましたが、すぐに仲良くなり稽古中はもちろん、食事やお風呂、そして寝るまでの自由時間を楽しく過ごしていたようです!(^^)

寝食を共にし親睦を深め、いろんな刺激をもらい明日からの稽古に向かってもらいたいと思います。

少年部のご父兄の方々には多少の不安があったかも知れませんが、自分も、みんな仲良くやってるかな?と時々子供部屋を覗きに行きましたがそこは順応性の高い子供同士、他の道場の子とも仲良くなっていました(;´Д`A

普段は親がしてくれる事を自分達でなんでもやらなくてはならない合宿。短い期間でしたが、普段見れないような一面を見えた子や、責任ある立場になってその責任を果たそうと頑張っている子がいたり‥

この夏合宿がきっかけで少しづつでも変わっていってもらえたらと思います!大きな怪我や事故もなく無事に合宿を終えることができました!支部長をはじめ、参加してくれた道場生、ご父兄の方々、宿のスタッフの皆様、本当にありがとうございました‼( ̄^ ̄)ゞ

 

いじょ  おしまい

次に繋げよう2013/07/23

21日の日曜日、綾瀬の東京武道館において関東大会が行われました!

体育館の中は選手と父兄の皆さまの熱い戦い、応援で外の暑さに負けないくらいの雰囲気でした(>_<)

当然試合ですから勝ち負けがあり、この日の為に練習してきた選手や応援してきた父兄の方にとっては試合内容や結果に一喜一憂されたことでしょう(T ^ T) 本当に厳しい勝負の世界。 勝って驕らず負けて腐らず、練習あるのみです。

今回試合に負けて落ち込んでいる人を何人が見ました。当然負ければ悔しいし、情けない、と感じます。しかし、だいたいの人は時間が経つにつれその悔しさや情けなさを忘れていきます。そしてまた同じように試合に敗れ‥ の繰り返し。そしていつしか負ける事にも慣れて負ける事への抵抗感もなくなっていく。

自分もかつて全日本ウェイト制に出ても1、2回戦で負けるような弱さでしたが、初めてベスト4まで勝ち上がっていけた時には、言葉にすれば簡単ですが本当に死に物狂いで練習しました。試合が終わって気づいたのは、今までも一生懸命やってるつもりでしたが甘かった、という事と、これくらい必死にやれば結果が出るんだ、という事でした。

もうひとつは初めて出場させてもらった第8回世界大会の事です。今はすっかり重量級ですが当時は軽量級で背も低いこんな自分が世界大会など戦えるのか?という不安がありましたが、身長で20センチ体重で30キロくらい違う相手ともそこそこ戦う事ができました。この大会で気付いたのは、身体が小さくても戦い方によっては大きい相手でもある程度は戦えるんだ、ということでした。強い攻撃力、打たれ強い身体、そして最も大切な強い心!最低限この3つのモノは絶対に必要で、その上でフットワークや受けなど色々なモノも練習していきました。

この二つの大会の敗北はその後の選手としての自分の方向性を示してくれたターニングポイントともいえるた大会でした。ひとつめのウェイト制で初入賞した時は、練習への心構えや真剣に貪欲に取り組む事の大切さに気付き、二つ目の世界大会では戦い方や組手の方向性を気付かせてくれました。

だから関東大会で負けちゃった人、チャンスです!負けたという事は必ず何らかの原因が自分自身にあります!その原因に気付いて治していけばもっともっと強くなれます( ̄^ ̄)ゞ これは勝った人も同じです。勝てた要因は何だったのか、気付けばもっと強くなれます!

結局1番大切なのは、気付く、という事だと思います!気付けない人は変わらないし、普段から周りに気配りできてない人だと思います。ん〜気をつけよう自分(;´Д`A

試合は勝ち負けを決めるものですが、その人の日常生活を反映しているのだと思います‼

 

いじょ  おしまい

暑い2013/07/12

いやぁ〜暑い!しっかし暑い‼あまりにも暑くてズボンのチャックも全開でした∑(゚Д゚) (大汗)

最近の稽古は暑いので運動量は少なめに技術的な事を多く練習していますo(`ω´ )o 運動量は少なめとはいえそれなりに動いているので、練習が終わる頃には皆さん、道着つゆだく状態です( ̄◇ ̄;) 夏の暑い時期は頭もぼーっとしがちですが、技術的な事を覚えて、秋の交流試合や審査などに活かしていってもらいたい、と思います。

そんな暑いある日、用事があって夜の11時過ぎに愛宕道場に行くと、誰もいないはずのこの遅い時間帯に電気がうっすらと‥   道場に入ってみるとそこには汗だくで一人黙々と練習する小沼隆一君の姿が‥  決められたメニューを一人でも淡々とこなしていく。さすがは軽量級世界チャンピオン( ̄^ ̄)ゞ 選手なら当たり前ですが、もぅ11月の全日本大会に向けて稽古を積んでいる。昼間は働き、自分の時間や睡眠時間を削ってでも時間を作り、練習する。この生真面目さが彼を世界チャンピオンにまで押し上げたのだと思います。練習に対して言い訳しない、妥協しない‼ この姿勢を試合を目指す若い人達に見習ってもらいたいです。

暑い、寒い、痛い、苦しい、疲れた‥  そういう状況、環境に自分自身がコントロールされないようなブレない強い心を極真空手を通じて養ってもらいたい、と願います( ̄^ ̄)ゞ

道場生はもちろん、見学のご父兄の方々も体調管理には気をつけて暑い夏を乗り切りましょう‼

いじょ   おしまい!

いつのまにか2013/07/06

7月に入り暑くなってきました!道場内はもっと暑いです(>_<)皆さん、熱中症などに注意してこの暑い時期の稽古を乗り切りましょう‼

梅雨もあけたような天気の土曜日、ミットを使って練習していると突然、『せんせぇ〜い』と入り口のほうから叫び声が‥ 見ると高校の制服姿の子と弟らしき小さな子供が立っている。近づいて挨拶をするも誰だかさっぱりわかりません(;´Д`A でもさっき呼んでたから知り合いなんだよなぁ〜と必死に記憶を辿るもやっぱり誰だかわかりません(大汗)

そんな顔をしてたら察したのか、眉毛の細いその高校生は自分から名前を名乗ってくれました!道場オープンしたての頃にいた少年部の子でした‼名乗ってくれた名前から苗字をすぐに思い出しましたが、顔と髪型が変わり過ぎていて本当に同一人物か、と思ってしまいました(・・;)  高校生になった彼は話しを聞いていると、最近つまらないことだらけで‥ とボヤいて、空手またやりたくて先生のDVDをいつも見ています、ですと(いまだにっ∑(゚Д゚) )

最近なんか多いです、そーゆう人。退会してから何年かたってからまた空手やりたい、と戻って来る人や顔出してくる人!なんか少しわかる気がします。

自分も試合出なくなってただの観戦者として見てると、あ〜もう1回試合出てえなぁ〜とかいまだに思います。現役で戦ってる時は吐きそうなプレッシャーに、なんでこんな事やってんだろ、と思う時もありましたが(^^;;  やっぱり苦しくても辛くても、そんな時間が本当はとても充実していた、幸せな時間だったんだろうなぁ〜と思います。

だから辞めて何年も経っているのに、また空手をやりたい、と戻って来たりわざわざ訪ねて来てくれるのだと思います。そしてそんな時はやはり嬉しいものですね(^^) 厳しく接していても空手を嫌いにならずに訪ねてきてくれてまたやりたいなどと言ってくれるとは‥  また今度来たい時に来てミットでも蹴っていきなよ、と話して帰って行きました。

しかし弟君は昔見た時は産まれたばっかりでお母さんに抱っこされてたのに、今日見たら自分で歩いてペラペラと喋っていました!当たり前だけど時の流れを感じました…>_<…

蝉も鳴き始めました。いよいよ夏だなぁ〜

やる事やっていつの間にか冬になってないように。しっかりせねばo(`ω´ )o

いじょ   おしまい

結束力‼2013/06/25

毎年恒例の6月の大阪、全日本ウェイト制大会!今大会は、1ヶ月程前に世界ウェイト制があった為にトップクラスの選手が出場せず、若い選手が多く見受けられました。トップクラスの選手がいないとはいえ、過去にチャンピオンになった実績のある選手が何人もいて、レベルの高い大会でした。

その中で印象に残ったのが、中量級に出場した兵庫大阪南支部の中村昌永選手とその応援しているセコンドの方々でした。中村選手が勝ち上がるにつれ地元大阪の応援が凄まじいもので、最後の決勝戦の中村選手の優勝が決まると会場全体から拍手が…∑(゚Д゚)

そして試合場の脇で応援しているセコンドの顔ぶれの豪華なこと!住谷統、徳田忠邦、松岡朋彦、池本理、川阪真一‥  皆さん関西をそして日本を代表するような選手の方々が声を枯らして必死に応援していました(>_<)  優勝が決まると我がことのように喜び、涙を流している方もいました!

その光景を2階席から眺めていましたが、凄い感動的なシーンでした。人の為にあれだけ必死になり、人の為に涙する。きっと苦しい稽古を通じ信頼や絆を深め、勝てなくても諦めない姿勢が周りの人を惹きつけてあれだけの応援につながっているのだと思います。本当に感動的でしたが、羨ましくも感じました´д` ;

今の世の中どれくらいの人が、他人の為に涙したり、熱く応援してくれたりするでしょうか?中村昌永選手や中村道場の方々には、改めて極真空手の素晴らしさを見させて頂きました!本当にありがとうございましたm(_ _)m

あの結束力を見習いたいと思いました( ̄^ ̄)ゞ

 

いじょ  おしまい

支えてくれる人達に感謝2013/06/14

4月、6月と大きな大会が続きました。その二つの大会を観戦して感じた事を書いてみたいと思います。

まずは小沼隆一君が優勝し世界一となった世界ウェイト制から。この大会は4階級中3階級で日本人選手が優勝するという素晴らしい結果になりました!試合は選手が1番華々しく主役としてクローズアップされますが、実際にはその選手を支えるセコンドが非常に重要なものになります。今回は代表監督の木山支部長やコーチの先生方が試合場の脇までついて下さり自身の経験からアドバイスを伝え試合になったら戦況に合った的確な指示を出す。

そして判定が下りたら反対コーナーの次の日本人選手のもとへと走って行き、先程と同様に声を枯らして応援する。かと思えば、試合場に上がり審判までもこなす、という大変さ(;´Д`A   1人の選手を何人もの人が支えています。そして選手達はその事をよく理解していて試合場ではそういう人達の想いを背負って戦っています!だからこそ簡単には負けないし、『日本代表』ていう立場がその人を何倍も強くするのだろうと思います! 自分の為だけに、戦ってる人はまだまだっす。いろんな人の想いを背負ってそれに応えるような練習を積む。分かったか、愛宕道場の風見将(♯`∧´)  見てんのか!? (なお文中に出てくる個人名、団体名は架空のものであり、実在する人物、団体とは一切関係ありません)(^^)

そして軽重量級で優勝したスペインのアレハンドロ・ナヴァロ選手!

自分は1階の赤コーナーの選手の控えの椅子の見える位置に座って観戦してたのですが、ナヴァロ選手の試合直前の様子を何気なく見ていました。耳にはイヤホンをつけ音楽でも聞いているのか、軽くシャドー。そして次が自分の試合という時に驚きの光景がっ…

テレビなら間違いなくここでCMが入るっつうぐらいの衝撃でした!なんとナヴァロ選手のセコンドが肩に噛みついているではありませんかっ∑(゚Д゚)  スペイン語でなにか叫んでいます。恐らく、もっと強く、的な。(噛んでるセコンドは道着の香ばしいかほりに若干の戸惑いが…  オエッ´д` ; )噛まれた痛みで自分のテンションを戦闘状態に持っていってるのだと思いますが、すごいやり方だなぁ〜と思いました!ちなみに決勝前には2人のセコンドに両肩を噛ませていました!試合でも凄まじい気合いで戦い、今大会では唯一の外国人王者となりました。試合も終わり選手控室のサブアリーナに降りると、ナヴァロ選手が着替えていたのでコソッと覗き見すると、噛まれた肩には歯型がつき、赤く腫れ上がっていました(>_<)  すごい気合いだ‼

一般道場生にここまでやれとは言いませんが、今度は支部内型試合があります。緊張もするだろうしもしかしたら失敗もしてしまうかも知れません。それでも世界ウェイト制を戦っていた代表選手の様に、子供達ならお父さんお母さんの期待に応えられるよう一生懸命練習してもらいたい、と思います。大人の人なら、もし緊張に飲まれそうになったらナヴァロ選手のように肩に噛みついてくれる人はいないと思うので、自分で自分の顔をたたいてでも良いから覚悟を決めて試合場の上に登ってもらいたい、と思います!

世界ウェイト制を見て、応援する人、それに応えようと頑張ってる人。または自分で自分を鼓舞するナヴァロ選手の気魄にすごい感動しました!空手を通じ、少しでもそういうものを伝えていけたら、と思います( ̄^ ̄)ゞ

全日本ウェイト制は次回に…

いじょ  おしまいm(_ _)m

大阪 淀川河川敷きにて2013/06/01

初日が終了しました!高校生全日本に出場した奥寺優輝君、全日本ウェイト制重量級に出場した風見将君。共に惜しくも初日敗退。試合って厳しいなぁ(;´Д`A   改めて感じました。image

祝勝会2013/05/30

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5月26日の日曜日、千葉県柏市のマリベール柏において先日行われた世界ウェイト制の祝勝会が盛大に開催されました!

軽量級世界チャンピオンの小沼隆一君の歌もあり、門井敦嗣オンステージもあり、金子みちのり君のスベり芸あり(どんズベリの一発芸orz)大変盛りあがりましたd(^_^o)

お集まり頂きました皆様、本当にありがとうございました!皆様の応援が選手の励みになります!次は大阪での全日本ウェイト制、そして11月の無差別全日本へと続きます。

試合に出る選手も、応援される道場生も一丸となって支部を盛り上げていきましょうo(^_^)o

いじょ  おしまい

世界ウェイト制32013/05/25

いよいよ迎えた決勝戦!相手はポーランドのピョートル・モチドウスキー選手。この選手は確か自分が出場させてもらった8年前の第3回大会にも出場し、4年前の第4回大会では3位に入賞したこともある選手です。全日本ウェイト制にも出場したりヨーロッパ軽量級では実績のある選手です。

組手スタイルは軽いフットワークから間合いを計り、打ち合いの中から上段の技を振ってくる、昔いたピーター・サヴィッキーに象徴されるようなポーランドらしい組手!

ここまで全階級で日本人選手が残っており大会前に掲げられた、日本の全階級制覇の為にも負けられない隆一君。そのプレッシャーは、計り知れないものがあったと思われます( ̄^ ̄)ゞ

いざ試合が始まると序盤から隆一君の強烈な下段が決まると膝がガクンと落ちるモチドウフスキー選手!明らかにここまでの激戦のダメージが見てとれます。一方の隆一君は初戦からここまで3試合全て延長にもつれ込む展開でしたがまったくのノーダメージ(^^) 下総選手会で鍛えあげられた強靭な肉体と、空手母国日本代表の責任感がどんな疲れた状況でも隆一君を支え前進させる。

試合が進むにつれダメージを蓄積されていくモチドウスキー選手。終盤になるともう少しで倒れてしまうのではないか!?、と思いましたがここから恐ろしい勢いで反撃に出る。劣勢を自覚したモチドウスキー選手は、もの凄い形相で上段を連発してくる!明らかに倒しにきている((((;゚Д゚)))))))  しかしその状況さえも予測していかのように自分のすべき事を確実に行っていく隆一君。

判定4-0で隆一君勝利! 優勝! 世界一!!

ここまでプレッシャーからか動きが硬く上背のある相手の上段が心配でしたが、試合が進むにつれて、強い攻撃力と打たれ強い身体、そして強い心で相手との差を広げていく。全日本軽量級チャンピオンに相応しい 戦いであったと思います。

 

大会前のプレッシャーはもちろん、強化合宿や日々の稽古。仕事との兼ね合いで彼にしか分からない苦しみがあったと思いますが、彼の練習に対する姿勢は世界チャンピオンに相応しいものであったと思います!決して妥協しない、諦めない。その姿勢はすべての道場生の良き見本であると思います。これからは世界チャンピオンとしていろいろ大変だとは思いますが、彼ならきっとその立場に相応しい試合、練習態度を見せてくれると信じています( ̄^ ̄)ゞ

試合後も喜びを爆発させるでもなく、ほっとしたのと次への課題を口にしていた隆一君。さらなる高みを目指して頑張ってもらいたいと思います。

いじょ   おしまい´д` ;

世界ウェイト制22013/05/19

準決勝、相手はウクライナのエルダー・イスマイロフ選手。今大会の最大の山場となる強敵!18歳の若さながらヨーロッパ軽量級を制し、超新星と謳われる選手。組手スタイルは、左右どちらでも蹴れる鋭い上段回し蹴りに左の下突きを絡め、相手が効いたとわかると一気にラッシュしてきて最後は胴回し回転蹴りへと繋ぐ倒す組手!少しも気の抜けないイヤな相手です(;´Д`A

試合が始まると180センチの長身から繰り出される鋭い上段に、突きから下段へとジワジワと相手を削っていく隆一君。一進一退の攻防はまたしても延長へ。こうなってくると隆一君ペース!瀬戸口支部長より授けられた下段回し蹴りと門井さんに吐くまで追い込まれるスタミナ稽古が活きてくる。最後まで恐ろしく鋭い上段を蹴る相手をなんとか振り切り延長戦で勝利!よっしゃo(`ω´ )o

本人イマイチ納得してないのかもう1回延長やりたそうな顔をして試合場を降りてきたのが印象的でした。

最大の難敵を退けいよいよ決勝戦。ひとつ山を越えたと思ったら息つく間もなくさらなる大きな山。これが極真空手のトーナメントの厳しさ。体力的にはもちろん、精神的にもすり減って徐々に身体を蝕んでいく。疲れて弱気になる人もいますが、隆一君はどんなに疲れていても自分で自分を追い込みキツイ練習を積み重ねられる人。そして軽量級の全日本チャンピオンとしての責任。そういったものが苦しい状況でも、心が折れず彼を支えているように見えました。

いよいよ決勝戦。あと1試合。

続きます( ̄^ ̄)ゞ