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濁った水たまりのカエルのお話2019/10/01

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ある水たまりに1匹のカエルが住んでいました。

ある日のこと、この水たまりに、別のカエルがやってきました。

それは、数年前に、この水たまりを出て行ったカエルでした。

その立派でキレイな姿を見て、 小さな水たまりに住むカエルは、
自分の体がひどく汚れていることに気づき、あわてて体を一生懸命洗いました。

ところが、またしばらくすると、なぜか体が黒く汚れてしまいます。

カエルはあせって、またゴシゴシと体を洗いました。

けれど、キレイになったのも束の間、ちょっと時間が経つと、すぐにまた体は汚れてしまいます。

そこで、そのカエルはようやく気がつきました。

自分が住んでいる水たまり自体が汚く濁っていることに。
そのため、そこにいるだけで自分の体は勝手に黒く汚れてしまうのです。

カエルはこのことをみんなに伝え、「この濁った水たまりをキレイにしよう!」と訴えました。

しかし、誰も賛同してくれません。。

それどころか、「今のままで十分居心地がいいんだから、余計なことはしないでくれ!」と、逆に文句を言われてしまう始末です。

カエルは、「どうか、この水の汚さに気づいて欲しい」と思い、諦めずに一生懸命訴え続けました。

けれど、一向にみんなの理解を得られず、とうとう「あいつは頭がおかしくなった」と後ろ指を指され、仲間外れにされてしまったのです。。。

「ここにいつまでいても、いいことはない」と考えたカエルは、勇気を振り絞ってこの水たまりを出ることにします。

どんな天敵がいるのかも分かりません。

住んでいた水たまりよりもいい場所が見つかるという確約もありません。

正直、不安と恐怖でいっぱいです。

それでも出ていくことを決意したのです。

しばらく進んでいくと、大きな水たまりを見つけました。

そこには、水が潤沢にあり、しかもキレイに透き通っています。

これまでの黒く濁った水たまりとは比べものにならない美しさです。

「ここはいい!」そう思ったカエルは、元住んでいた場所に戻り、
「素晴らしい水たまりがあるから、みんなで行こうよ!」
と必死に誘いましたが、誰ひとり信じてくれませんでした。

「また、そんなことを言って!」「どうせ嘘に決まってる!」
と、しまいには、みんなから「嘘つき」呼ばわりされてしまったのです。

一人でトボトボと大きな水たまりに戻ったカエルは、誰にも信じてもらえなかった自分の無力さを嘆きました。

その時、「どうしたんだい?」と、どこからともなく年老いたカエルが現われ、カエルに声をかけました。

カエルはことの顛末をすべて話しました。

すると、年老いたカエルはこう言ったのです。

「力のない正義は無力なんじゃよ。まずは、お前自身が力をつけることじゃ。自分に力がないと、他者に力を与えることはできないだろ?そして、お前が幸せになることじゃ。自分が幸せでないと、他者を幸せにすることなんかできないんじゃよ。他者を変えようとする前に、まずは、お前自身が変わることが大切じゃ」

その言葉を聞いて、カエルはハッとしました。

「自分が変わること・・・。僕は自分に説得する力もないのに、一生懸命、他者を変えようとしていたんだ。大切なのはまず、自分を変えることだったのだ・・・」

年老いたカエルは、最後にこう言いました。

「お前は、立派なカエルを見て、自分の汚れに気づいたんじゃろ?そのカエルは、お前に何か言葉で伝えたのか?」
「いいえ。相手を見て、僕が勝手に気づきました」
「じゃったら、お前もみんなから尊敬される立派なカエルになればいい」

型試合2019/10/01

またしても久しぶりの投稿ですm(_ _)m(大汗)

9月29日(日)は清水公園体育館で支部型試合が行われました!

みんな緊張からか、十字を切り忘れたり気合いを多く入れすぎたり‥もったいない人が何人もいました(T-T)

それでも夏のキャンプや昇級審査、今回の型試合を経験した人は短期間で物凄い成長を見せてくれました!

これを継続していけば間違いなく成長に繋がります。
一般部や壮年部の人は、安心して見ていられました。さらなる高みを目指して頑張りましょう!C374340B-E3CE-4209-BC23-B57CABF6E8CE

運営についても様々な課題や気付きがありました。審判の方々、スタッフの方々、また御父兄の皆様ありがとうございました!

武の道において 真の極意は体験にあり よって体験を恐れるべからず

第2回壮年合同稽古2019/04/27

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4月26日の金曜日は先月に続き、2回目となる壮年合同稽古を愛宕道場で行いました!

支部内の各道場から熱い気持ちを持った壮年部が集まり、2時間がっつりと動きました。 いつもと違うメンバーとの稽古で、表情が硬い人もいましたが稽古が進むにつれ緊張もほぐれ最後の組手では皆さん熱くド突き合っていました。

稽古中の壮年の方々は今の若い一般の人達に薄れている負けず嫌いな面が見られて、心配された組手もケガをするような人もなく終わりホッとしました。

負けず嫌いなのはある部分では良いのですがそれが悪い方にいってしまうと、相手の人をケガさせたり不用意に技をもらったりしてしまうので、心と身体をコントロールすることを伝えました!

心と身体をコントロールすることが出来れば、空手だけでなく日常生活にも活きてくると思います。

26日は大山総裁の命日でしたが、このような日に熱い気持ちをを持った人達と稽古が出来てとても充実した良い時間でした。

次回の参加もお待ちしております(^^)皆さん お疲れ様でした!

いじょ    おしまい

トップ選手の考え方2019/03/08

昨日も恒例の選手会に参加。

参加された皆さん、県大会やウェイト制、国際大会へ向けて頑張ってました。

稽古も終わり掃除をしていると‥ トイレに人影が‥
なんと出稽古で来てくれている荒田選手が黙々とトイレ掃除をしていました!

昨年の全日本大会を振り返り精神的な部分から変えようとしている様子でした。

「思えば1番結果が出ていた時は道場の掃除をしっかりしている時でした。感謝の心です。」本人談

試合に勝つ為に思考や日常生活さえも変えていく。必死でやるからそこまで変えようと思い、勝つかどうかは分からないけど間違いなく人間的な成長がそこにある。

大会会場でバラバラになったトイレの履き物を揃えていた、ある強豪選手の話しを思い出しました。

勉強になりました。自分も見習いたいと思います!明日の少年部の時間に、こういう事が大切なんだよ、と話したいと思います。ありがとうございました!

いじょ  おしまいAEC9DA6C-1614-4EC3-B7D9-D6603E1FBBDE

ありがとう2019/03/06

今日は少年部の時間を終え、次のクラスの準備をしていると誰かが階段を上がってくる足音が‥   誰だろう   また誰か辞めに来たのか‥  と一人でネガティヴ感情全開で待ち受けていると中学生の小野澤ゆうご君でした。

小野澤君は中学3年で受験の為現在は休会中で、そうか、受験も終わったし辞めに来たのか‥  と心の準備をして話を聞いていると、いつまでたっても切り出して来ない‥   勇気を出して(^^;; 君は何しに来たんだい?と尋ねると、

受験も終わったので挨拶と報告に来ました!

というではないですかっ⁉️わざわざその報告をしに来てくれたのか‥   辞めるとか勝手に思っちゃってスマン(^^;;

色々話しを聞くと塾の夏期講習だの冬季講習だのでお金もかなりかかったそうで、さぞ親御さんも大変だったろうから  心配かけた事や塾に行かせてもらった御礼などをキチンとしなよ、と話しました。

彼は少年部の頃にはとても練習熱心で素直で黒帯も取得していて、今回道場に報告と挨拶に来てくれたのも親には言わず自分の意思で来てくれたとの事。その自発的な行動がとても嬉しかったです。

イヤー最近あまり良い事なかったけども今日は良かった!彼の自発的な行動に心洗われました。まだ結果は分からないけどきっと彼なら大丈夫でしょう!

良い1日でした(^-^)

いじょ   おしまい!

またしても久しぶり2019/02/13

やはり何事も気付いて、向上心を持っていないと強くはなれないし、人間的な成長もないです。

空手の稽古でしか関わらないですが、稽古を見てるとその人の日常生活がある程度(というかかなり)見えます。

勝ち敗けや帯の色も大切だけど、その先にある 人間的な成長を求めて試合や黒帯を目指してもらいたいです。

応援してくれる人達に、また自分を向上させてくれる道場、試合場、対戦相手、何より支えてくれる両親に対して 感謝する心!など道場生には尊敬、感謝、忍耐をしっかり伝えていかなくては、と思います。

単なる試合の勝利や黒帯目指しても人間的な成長なくして、勝つ事も黒帯になる事も出来ないと思います。そして試合や黒帯を目指す意味や価値がそこにあるのだと思います。

最近の稽古や行事にて思った事を書きました!それではまたm(_ _)m

いじょ  おしまい

またしても2018/12/22

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間が空いてしまいました(^^;;

今日のせんげん台一般部は、先日行われた千葉県少年団体戦の出場した子達と打ち上げをしました。

少年団体戦では不安や緊張もあったと思います。自分もどうなってしまうんだろう‥  と不安だらけで見守っていましたが、結果は大健闘の3回戦まで進出!最近は1回勝って次で負けていたり1回戦負けだったりを繰り返していたので驚きました。

大会前には我孫子道場にも出稽古に連れて行き、行きの車の中ではみんな死んだような顔(失礼^^;)をしてましたが、終わって帰る時にはやり切った充実感が見て取れました。

団体戦当日も1人を除いてみんな勝つ事が出来て、子供たちも保護者の方々も笑顔でした!せんげん台に勝ったチームの子にも話しを聞いたところ、その子達も3回なんて勝った事がないようでめちゃくちゃ嬉しいです、と話していました。そのチームを指導してる先生にも話しを聞いたら、大会2日前に緊張感なく練習してるのをキツく怒った、と言ってました。それでやる気になったのかみんな堂々と戦ってる姿が印象的でした。

みんな怒られながら、苦しい事を積み上げて試合まで頑張って、今回予想以上の健闘で勝ち上がったけど‥  この経験から、自分達だってやれば出来る、とかもっと欲を持って練習に励んでもらいたいと思います。

非常に貴重な体験が出来たと思います。応援して下さった御父兄の皆様や、試合に出なくても一緒に練習したり応援してくれた仲間に本当に感謝です!また楽しく打ち上げ出来るよういろいろな事に挑戦していこう(^-^)v

みんなクレープやケーキを選んだのに1人だけカキ氷を選んだツワモノが‥   (@_@)

いじょ   おしまい

 

お久しぶりです!2018/11/09

またしてもとんでもない間が空いてしまいました。反省ですm(_ _)m

今日のせんげん台少年部は審査と試合に向けて、一般部は基本と体の使い方を意識してもらい稽古しました。

いつも注意される人。伸び悩んでいる人などいろいろ見受けられますが基本的に人の話を聞いて、見て、実践する事が大切です。

人の話も聞いてない。やる事も分からない。つまらない。という悪循環に陥ります。

最近いろいろな方と話す機会がありましたが、やはり気付かない、気付けない人はいろいろな場面で苦労する、と感じました。

空手の稽古でも基本的な動きを教わったら、そこから発展応用させてこの動きからこういう技は出せないか?こう躱したら相手のバランスを崩す事が出来るのではないか?などなど気付く事で様々な変化が見られると思うのですが‥

上の帯でも組手や動きが1つの事しか出来ない、白帯レベルの動きや思考の人が残念ながらいます。常日頃からやられたらやり返す、相手の裏をかくには、など考えてみれば変わるのになぁ‥

今日は一般部の後も残って組手を11時過ぎまでやりました。全日本大会は終わってしまいましたが、自分を高める作業をしないと指導も行き詰まってしまうので、人に求める前に自分が変わらなくては!どこか出稽古にでも行かせてもらおうか‥  (^^;;

また何か感じた事を書いて行きたいと思います。 押忍m(_ _)m

いじょ  おしまい

支部内交流試合2018/06/22

早くも1週間が経とうとしておりますが、17日の日曜日は清水公園体育館において2018 下総支部交流試合が開催されました!

今回は去年に比べて参加人数がかなり減り寂しい事になるのか‥ と思いましたが、その予感は見事に外れ参加者の皆さんのおかげで熱い好試合が多く見られました!

特に一般への参加者というか壮年のオジさん方(^^;;がかなり頑張ってくれて本当に素晴らしい試合になりました!流山道場の小川さん、せんげん台道場の石井さん、そして壮年にも関わらず果敢に挑戦した松伏道場の山崎さん。皆さん色々な事情を抱えながらの出場であったと推察しますが、熱いオヤジの魂が感じられる試合に目頭が熱くなりました(涙)身体の不調や家庭の事情、または仕事の都合など色々ある中で言い訳せずに挑んだその姿勢は、自分達指導する者も見習わなくてはいけないモノがあったと思います。

せんげん台少年部に限って言えば、どこかのんびりと緊張感の薄い子供たちが多かったように思います。もっと志高く稽古すればもっといろんなモノが自分に返ってくるのに‥ と稽古を見ていて歯痒かった(>_<) そこら辺の伝え方を今一度見直して今後の稽古に繋げていかなくては、と思います。

稽古中はよく、ホントによぉ〜ぉく怒りましたが、試合を見て思ったのは言葉にすれば単純ですが「みんな良く頑張った」という感情のみでした。それを稽古の時から積み重ねていけばもっと強くなって違った結果も出せたかも知れない‥  ホント歯がゆいっす(>_<)

次の行事は少年部サマーキャンプです。試合もそうですが、何の為にそこに参加するのか?何を求めて参加するのか?によって得られるものも違ってきます!ただ楽しむだけの思いで参加する人には、参加料が高く感じられらる事でしょう。

しかし、人への感謝であったり、人の付き合い方接し方であったり、みんなで何かに取り組む共同体感覚であったり、様々なものが実体験から学べます。結局参加する人の志ひとつで得られるものが違ってくるし、意味あるものになるのか決まってきます。

運営する側としては参加する人達の事を考えて行事を行います。そこに臨む参加者や送り出す御父兄の皆様には、何の為の空手で誰の為の試合や審査、合宿なのかという事を御理解頂き御協力頂ければ、と思います!

今回の交流試合では先日大阪で行われたセミコンタクトルールの説明や、試合後に空手への理解を深めて頂くという趣旨で親子体験会を開催しました。試合後のお疲れのところ多くの方にご賛同頂き良い雰囲気の中で体験会を終える事が出来ました。本当にありがとうございましたm(_ _)m

今後もいろんな催しを考えて実行に移していきたいと思います。空手をやってて良かった、習わせて良かったと思われるような活動をしていかなくては、と改めて感じた1日でした。

参加人数は少なくなってしまいましたが、それでも熱いこれぞ極真という試合が見れて良かったです!これからも頑張ろう(`_´)ゞ

いじょ   おしまい!

大阪2018/06/06

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またまた久しぶりの更新になりますm(_ _)m(大汗)

6月1日の金曜日から日曜日まで毎年恒例の大阪に行って来ました!しかし今年は全日本ウェイト制大会ではなく、極真会館初の試みとなる全国セミコンタクト交流大会の開催となりました。

金曜日の支部長会議後にも遅くまで大会で審判に入る先生方とルールについて熱い議論が交わされ初日の型の大会の後にも審判講習会という事で模擬試合をしながらの審判動作などの確認を行いました。

日曜日のセミコンの大会当日はいきなり副審として試合場に上がり記念すべき1試合目を審判として観させてもらいました。フルコンタクトの試合と違い、選手も審判もぎこちない動きでしたが一生懸命に裁かせて頂きましたT^T

試合が進むにつれて徐々に慣れていき、この人の動きは明らかに違うとか、この人はこういう所をもう少しこうすれば‥ などと思いながら審判に入ってない時も観察して勉強する事が出来ました。

下総支部からも3名の選手が出ましたが松伏道場の二星君と小沼隆一君が3位入賞を果たしました。小沼隆一君は、最初セミコンの試合に出ると聞いた時は大丈夫か?と思いましたが、そこは努力の人 隆一君。大会当日までに出稽古などを重ね自身の研究の成果もありフルコンの試合よりも良い動きを見せていました。

松井館長も仰っていましたが、セミコンの技術をフルコンにも活用してより良いモノにして行ってもらいたいと思いました!技を決める、自立して技を出せるようになど、とても大切な事を仰っておりました!

今後道場でもまた支部でも少しずつでも浸透させていろんな人に体験してもらいたいと思います。今年もいろんなことを勉強出来た大阪でした。関係者の皆様ありがとうございました。

さて次は支部内交流試合です。試合に向けてやり残しがないよう残りあとわずかですが、頑張りましょう!

いじょ  おしまい!