先日の流山一般部に愛宕道場の佐々木さんが出稽古に来ました!1週間前に昇級審査を受けて以来の稽古ということでした。
本人の承諾を得ていますのでちょっと説明させてもらいますと、17日に行われた昇級審査を佐々木さんは受審されました。現在2級の茶帯で年齢はなんと(て言ったら失礼ですが(^^;;)51歳!茶帯なので10人組手があります(>_<)
よく流山に出稽古に来てくれて、審査を受けたい、という話しをしておりました。その為に一生懸命稽古するのはもちろん合宿に参加したり試合に出場したりと、審査に向けて努力されていました。その甲斐もあり今回の受審となりました。審査内容はもちろん直すべき部分はありましたが気持ちのこもった素晴らしい内容だったと思います。
審査を受けたい、と思っているだけでなく計画的に合宿や試合に参加し、そこで得た経験をまた次の稽古に繋げていく‥ 10人組手では途中ヤバいかな?と心配になる場面もありましたが、計画的に積み重ねてきた成果が出てなんとか無事終えることができました!
そしてあの年齢(失礼)で10人組手やり遂げたことも素晴らしいですが、佐々木さんは審査を受けるのが12年振りという事にとても驚かされましたΣ(゚д゚lll) 12年て‥ 生まれた子なら小学校の高学年になる年代ですか‥ 若しくは小動物の一生と同じくらいの年月ですよ(例えおかしくてm(__)m) 12年同じ帯を締めながら続けてきた、という事にとても驚きすごいと思いました!まぁもっと長く同じ帯締めてる人もいますが‥
その12年の間にはアキレス腱を切ったり、鎖骨を骨折したり、仕事で海外に赴任したり‥ それでも空手が好きで諦めなかった(>_<) 本当に12年の想いが凝縮された素晴らしい審査であったと思います。
今同じように怪我をしたり思うように稽古に参加できなかったり、あるいは伸び悩み悶々としている人。そんな環境でもコツコツと自分に出来る事を積み上げていくしかないのではないか‥ 焦らず腐らず。なんかそんな事を考えさせられた今回の審査でした。
12年かけて一歩踏み出した佐々木さん。同じように頑張っている道場生の道標となるようにこれからも頑張ってもらいたいと思います( ̄^ ̄)ゞ
いじょ おしまい