月別アーカイブ: 2014年7月

武道です2014/07/19

13日の日曜日、墨田区の総合体育館で関東大会が行われました。

今回は審判をしながら感じた事を書きたいと思います。

まず最初に思ったのは毎度の事ですが、道着をきちんと着れない人が多い、という事です。帯をきつくきちんと締めてないので戦っているとすぐに道着がはだけてしまい判定を取るまえに直さなくてはならずそこで試合の進行が遅れる、と。一人や二人ならまだしもほぼ毎回のように道着を直す。ひどい人になると直そうともしないで、主審に直してもらう人も‥´д` ;   最近では、帯留めなるものも販売されつけているけど、そもそもきちんと帯を締めていないのに帯留めしても帯は外れないけどゆるいからすぐに道着がはだけてしまう。

以前にも書きましたが、自分の道着もまともに着れない人間が試合で優勝などできるはずもない。直そうともしない無頓着な人が勝てる訳がない。

もうひとつは反則について!よく少年部で見られるのが接近戦から頭をつけて戦う子!ヘッドガードをつけているのである程度仕方ないのかも知れないけど、ここで言いたいのは頭をつけられる側の子。接近戦で頭をつけられてそのアピールなのかなんなのかアゴを上に向けてしまう仕草をとる子。

いくら頭をつけられたからといっても上向いちゃったら腹はすぐ効かされるは相手は見えないわ、で自分が不利になってしまうのに‥  相手が頭をつけてくるなら自分も押され負けないように腰を落としたり、寄り掛かられないように横にずれたりすれば良いのに‥

あとは顔面殴打!拳を保護するサポーターをつけて頭にはヘッドガードをつけて‥  流れのなかで顔面殴打がおきると過剰に痛がる(やられた本人は本当に痛いのだろうが)子!

試合がまさに競技化しているように感じました。確かに勝ち負けを競うものではあるけど、武道的な面も伝えていかなくてはいけないのではないか?と思いました。

道着をきちんと着る。相手が反則をしてきても、それをアピールすることなく、反則に屈することなく、反則さえも跳ね返すくらいの気概が必要ではないか、と思いました。要はなんの為の試合なのか?表面的な勝ち負けだけを競っているのか、それとも人間的な成長を促す為の試合なのか‥

道着をきちんと着る。始まる前終わった後の挨拶をしっかりする。気合いを入れて自分の積み重ねてきたものを相手にぶつける。反則せず正々堂々と戦う。

書くと簡単そうな当たり前の事ですが、当たり前の事を出来ている人が少ないように感じました。

そして1番印象に残ったのは、ある有名選手が自分の生徒を応援する姿に感銘を受けました。声を枯らし本当に一生懸命応援するその姿から、あぁきっとこの人は普段の指導も一生懸命に指導しているのだろうなぁ、と思いました!

戦い方にはあまり共感を覚えないような選手でしたが(^^;; 生徒を一生懸命応援するその姿は見習わなくてはならないと思いました!戦い方は‥   スイマセン(^^;;  大きなお世話でした  m(_ _)m(汗)

いじょ  おしまい

暑い2014/07/12

ついに来ましたこの季節。いやぁ〜暑くなりました!汗だらっだらです´д` ;

今週は火曜日がものすごい暑くて、水曜日は雨でしたが道場内の暑さと湿度がすごくて稽古終わり頃には指がシビれてチカラが入らなくなるという脱水症状が出てました(>_<)

そして台風が過ぎた昨日今日とまたハンパな暑さじゃないです。練習している子供達や大人の道場生はもちろん、見学にくる御父兄の方や小さい弟君や妹ちゃん本当に気を付けてもらいたいと思います!

水分補給や体調管理に気をつけて、暑い道場にやられぬよう( ̄^ ̄)ゞ

ついに蝉が鳴き始めました!早く冬にならないかなぁ(゚o゚;;

暑い寒い痛い辛い  そういう状況、環境に自分がコントロールされないよう頑張ろう*\(^o^)/*

 

いじょ    おしまい

ノート2014/07/01

image29日の日曜日、清水公園において支部内交流試合が行われました!

試合なので当然勝つ人、負ける人が出てきます。が、それは一生懸命に頑張って練習し、勇敢に戦った結果です。勝った人はその喜びを自信にし負けた人はその悔しさを糧にしてこれからの稽古に活かしてもらいたいと思います。

 

せんげん台道場から小学女子中学年の部に出場し、決勝では惜しくも敗れはしましたが岡部さこ、という子がいます。この交流試合のひと月前にも千葉県少年大会に出場し、そこで初めて試合に勝つことができて指導している自分にも非常に感慨深い初勝利となりました(^^)

さこは女の子ながら普段の練習も一生懸命に頑張り帰り際には、型のDVDや試合のDVDを貸して下さい、と家でもDVDを見ては熱心に研究しているようでした。

そして先日、稽古終わりにいつまでも電気のついている女子更衣室をみてみるとさこが何かをノートに書いていました。 学校の宿題でもしているのか?とうしろから覗きこむと‥     な   なんと今日の練習でやった事や先生が話したポイントを忘れないうちに書きとめているではないですかっΣ(゚д゚lll)

 

確かに練習中に、忘れないように勝ちたいならその日やった事や言われた事をノートに書いとけ!と言いましたが誰も実践していない事にがっかりしていました。‥ て自分も現役中そんなことやってなかったけど(^^;;

稽古では一生懸命努力し家でもDVDを見て研究し、そういう素直さや熱心さが今回決勝では惜しくも敗れはしましたが準優勝という結果に繋がったのだと思います!何よりも辿ってきた道程が素晴らしい(^-^)

空手を通じ、試合を通じ、こういう道を辿って来た人はきっと大きくなっても自分のなりたいモノや欲しいモノを掴むことができる、と信じたい( ̄^ ̄)ゞ  そういう事を学ぶのが武道であり、試合の目的であります。たとえ試合に負けたとしてもそこから学んだことを日常に活かす事が出来れば、その体験は価値ある体験だったといえます。

試合はその日1日で終わりですが、勝った喜び負けた悔しさを自分を良くかえるキッカケにしてこれからの稽古に活かしてもらいたいと思います。

そして試合翌日の愛宕道場選手会の時間に所用の為に伺うと、昨日の交流試合で高校生の部でこれまた決勝で敗れた松伏道場の小川亮君が隆一君と汗だくで稽古していました。精神的肉体的に疲労やダメージもあるかも知れないのに、負けた悔しさを胸に試合翌日でも稽古するその姿勢。本当に素晴らしい(^-^)

次の目標に向かって頑張ろう(^-^)/

 

いじょ  おしまい