13日の日曜日、墨田区の総合体育館で関東大会が行われました。
今回は審判をしながら感じた事を書きたいと思います。
まず最初に思ったのは毎度の事ですが、道着をきちんと着れない人が多い、という事です。帯をきつくきちんと締めてないので戦っているとすぐに道着がはだけてしまい判定を取るまえに直さなくてはならずそこで試合の進行が遅れる、と。一人や二人ならまだしもほぼ毎回のように道着を直す。ひどい人になると直そうともしないで、主審に直してもらう人も‥´д` ; 最近では、帯留めなるものも販売されつけているけど、そもそもきちんと帯を締めていないのに帯留めしても帯は外れないけどゆるいからすぐに道着がはだけてしまう。
以前にも書きましたが、自分の道着もまともに着れない人間が試合で優勝などできるはずもない。直そうともしない無頓着な人が勝てる訳がない。
もうひとつは反則について!よく少年部で見られるのが接近戦から頭をつけて戦う子!ヘッドガードをつけているのである程度仕方ないのかも知れないけど、ここで言いたいのは頭をつけられる側の子。接近戦で頭をつけられてそのアピールなのかなんなのかアゴを上に向けてしまう仕草をとる子。
いくら頭をつけられたからといっても上向いちゃったら腹はすぐ効かされるは相手は見えないわ、で自分が不利になってしまうのに‥ 相手が頭をつけてくるなら自分も押され負けないように腰を落としたり、寄り掛かられないように横にずれたりすれば良いのに‥
あとは顔面殴打!拳を保護するサポーターをつけて頭にはヘッドガードをつけて‥ 流れのなかで顔面殴打がおきると過剰に痛がる(やられた本人は本当に痛いのだろうが)子!
試合がまさに競技化しているように感じました。確かに勝ち負けを競うものではあるけど、武道的な面も伝えていかなくてはいけないのではないか?と思いました。
道着をきちんと着る。相手が反則をしてきても、それをアピールすることなく、反則に屈することなく、反則さえも跳ね返すくらいの気概が必要ではないか、と思いました。要はなんの為の試合なのか?表面的な勝ち負けだけを競っているのか、それとも人間的な成長を促す為の試合なのか‥
道着をきちんと着る。始まる前終わった後の挨拶をしっかりする。気合いを入れて自分の積み重ねてきたものを相手にぶつける。反則せず正々堂々と戦う。
書くと簡単そうな当たり前の事ですが、当たり前の事を出来ている人が少ないように感じました。
そして1番印象に残ったのは、ある有名選手が自分の生徒を応援する姿に感銘を受けました。声を枯らし本当に一生懸命応援するその姿から、あぁきっとこの人は普段の指導も一生懸命に指導しているのだろうなぁ、と思いました!
戦い方にはあまり共感を覚えないような選手でしたが(^^;; 生徒を一生懸命応援するその姿は見習わなくてはならないと思いました!戦い方は‥ スイマセン(^^;; 大きなお世話でした m(_ _)m(汗)
いじょ おしまい