気合い 2016/03/07

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2月の最終日曜日は清水公園で支部の昇級審査でした。

みんな緊張した面持ちで審査を待つ。日頃の稽古の成果が試されるとあって皆さん表情にも緊張が見てとれる。

最後の支部長の挨拶でもお話しがありましたが、返事や気合いにちょっと元気がなかったようです。緊張してしまうのは仕方ない事ですが、その緊張にいつまでも囚われているのではなく、始まる前に自分の中で覚悟を決めるとかスイッチを入れ換える、という事が大事なのではないかと思います!

これは試合でもそうだと思いますが、いざその場に立ってからあぁどうしよう‥ という人が見受けられます。 ではなく稽古を積み重ねて行くなかできちんと目的を持ってやらないとその場の雰囲気に呑まれてしまったり、自分のやりたい事も出来ずに終わってしまいます。

先日行われた冬合宿でも参加者の皆さんには少しお話ししましたが、雪が積もる公園で道着1枚での稽古は当然寒いですが、わずか1時間ちょっとの練習でその気持ちを抑えこむ事の出来ない人が、10人組手や試合の苦しい時に弱い自分自身に勝てるワケがない、と。

試合に勝つ、黒帯になるには何事にも動じない強い心を養う事!その為に人前に出る試合や審査があるのだと思います。表面的な勝ち負けや帯にだけ目が行きがちですが、空手をやる目的を今一度道場生には伝えていきたいと感じました。 もちろん試合に勝つ事も大切です。

自分もいろいろと反省点や今後の課題が見えた審査でした。

そして今回の審査で我孫子道場の森元さんが久しぶりに受審しました。我孫子道場の開設初期の道場生で年齢は67歳と高齢ですが(^^;; 行事があると必ず出席して若い人に交じり汗を流して素晴らしい姿勢です。今後も無理のないよう頑張って壮年の方々の目標になってもらいたいと思います(^^)

写真は審査後に食事に行って、一杯どころか何杯もひっかけた森元さんです。審査受けた後とは思えない元気っぷりで酔っ払って上機嫌でしたが8割がた何言ってるか聞き取れませんでしたσ(^_^;)

いじょ  おしまい