世界大会翌日の23日月曜日は、世界女子とワールドユース、そしてワールドシニアの大会が行われました。
ワールドシニア空手道選手権大会には下総支部より門井先生が出場し、見事優勝されました!
シニアとはいえ組み合わせを見ると185㎝、100キロとかの体格の人がゴロゴロいて驚きました。初戦は相手選手の欠場により不戦勝。次はまさかの日本人選手!大会前はドでかい外国人選手を想定していたのに‥ この方は自分が現役の頃、同じ軽量級に出ていて強い支部の代表で出ていた方で当時は自分も戦うかも、とマークしていたうちの一人でした。
試合が始まるとやはり動き良く手数も多い。ただ門井先生との体重差もあり徐々に追い詰めていき判定で勝利。
決勝は4月の国際大会でも戦ったルドルフ コンケット選手。これまたドデカい選手で金曜日から行われていた世界大会の会場ですれ違うたびにため息をもらす門井先生(^^;;
試合が始まるとドデカい身体で前に出るルドルフ選手。入ってくるところに突きで胸を叩いて前進を止め内股へ下段を蹴る門井先生!本戦終盤あまり動きが上がりきらない門井先生。実は大会1カ月前の練習中に右の太ももが肉離れになってしまい、まともに歩けないような状態が続きました。蹴りを交えた組手も大会1週間前まで出来ないような状況でした。
本戦を引き分けるとさらに前に出てくるルドルフ選手でしたが、延長では門井先生の得意のラッシュがきまり勝利しました。今どきの選手の勝つ為のポイント稼ぎのラッシュではなく、全ての技をフルスイングしてさらに次の強い攻撃を早く当てる、という相手を効かす、倒す、とにかく強い攻撃を1発でも多く当てる、という発想から自然と出来た組手スタイル。観ていて本当に痛快で、やられると本当にうんざり、です(^^;;
世界大会では日本の王座奪還は残念ながらなりませんでしたが、翌日のワールドシニア大会で門井先生が優勝して本当に良かったと思いました!
長い長い4日間でしたが終わってみると、祭りが終わった後のような寂しさです(;_;)
選手、スタッフ、観戦された皆さん、世界大会に関わった全ての皆さん、本当にお疲れ様でした。
写真右のゴ◯ラみたいな体格の人が(すいません(^^;;)ルドルフ選手で、左のゴールデンレトリバーそっくり(すいません(^^;;)なのが4月の国際大会で戦ったルネフ選手です。