29日の日曜日、清水公園において支部内交流試合が行われました!
試合なので当然勝つ人、負ける人が出てきます。が、それは一生懸命に頑張って練習し、勇敢に戦った結果です。勝った人はその喜びを自信にし負けた人はその悔しさを糧にしてこれからの稽古に活かしてもらいたいと思います。
せんげん台道場から小学女子中学年の部に出場し、決勝では惜しくも敗れはしましたが岡部さこ、という子がいます。この交流試合のひと月前にも千葉県少年大会に出場し、そこで初めて試合に勝つことができて指導している自分にも非常に感慨深い初勝利となりました(^^)
さこは女の子ながら普段の練習も一生懸命に頑張り帰り際には、型のDVDや試合のDVDを貸して下さい、と家でもDVDを見ては熱心に研究しているようでした。
そして先日、稽古終わりにいつまでも電気のついている女子更衣室をみてみるとさこが何かをノートに書いていました。 学校の宿題でもしているのか?とうしろから覗きこむと‥ な なんと今日の練習でやった事や先生が話したポイントを忘れないうちに書きとめているではないですかっΣ(゚д゚lll)
確かに練習中に、忘れないように勝ちたいならその日やった事や言われた事をノートに書いとけ!と言いましたが誰も実践していない事にがっかりしていました。‥ て自分も現役中そんなことやってなかったけど(^^;;
稽古では一生懸命努力し家でもDVDを見て研究し、そういう素直さや熱心さが今回決勝では惜しくも敗れはしましたが準優勝という結果に繋がったのだと思います!何よりも辿ってきた道程が素晴らしい(^-^)
空手を通じ、試合を通じ、こういう道を辿って来た人はきっと大きくなっても自分のなりたいモノや欲しいモノを掴むことができる、と信じたい( ̄^ ̄)ゞ そういう事を学ぶのが武道であり、試合の目的であります。たとえ試合に負けたとしてもそこから学んだことを日常に活かす事が出来れば、その体験は価値ある体験だったといえます。
試合はその日1日で終わりですが、勝った喜び負けた悔しさを自分を良くかえるキッカケにしてこれからの稽古に活かしてもらいたいと思います。
そして試合翌日の愛宕道場選手会の時間に所用の為に伺うと、昨日の交流試合で高校生の部でこれまた決勝で敗れた松伏道場の小川亮君が隆一君と汗だくで稽古していました。精神的肉体的に疲労やダメージもあるかも知れないのに、負けた悔しさを胸に試合翌日でも稽古するその姿勢。本当に素晴らしい(^-^)
次の目標に向かって頑張ろう(^-^)/
いじょ おしまい