6月3日(土)・4日(日)開催、第34回全日本ウェイト制大会・記者会見&トーナメント発表 2017/05/18

5月17日(水)、『日本赤十字社 東日本大震災・平成28年熊本地震災害 義援金チャリティー 2017オープントーナメント第34回全日本ウェイト制空手道選手権大会』の開催記者会見が東京・渋谷区の本部直轄代官山道場にて実施され、各階級のトーナメント組み合わせが発表された。記者会見には松井章奎館長をはじめ、今大会に出場する軽量級・小林健人、ベイ・ノア、山﨑一央、中量級・竹岡拓哉、原田祐光、樋口知春、軽重量級・安島喬平、石﨑恋之介、中島千博、髙橋扶汰、重量級・南原健太、渡辺優作の12選手が出席した。
会見では、まず松井館長から、「4月に行われた世界ウェイト制大会の日本代表選手は今回は出場しませんが、その分若い選手の活躍が期待されます」との話があり、大会の見所については「元全日本チャンピオンの安島選手をはじめ、実績のある選手もいますし、ノア選手のようにキックボクシングでも活躍する個性を持った選手もいます。ですから、経験の豊かさ、個性、あるいは若さなど、それぞれの持ち味を発揮して内容のある熱い試合を展開してほしいと思います」と期待を込めた。


■第34回全日本ウェイト制大会チケット情報
■第34回全日本ウェイト制大会トーナメント

■各選手のコメント
<軽量級(-70kg)>

左から小林健人、ベイ・ノア、山﨑一央

No.1 ベイ・ノア(東京城北支部/初段/178cm/70kg/21歳)
「自分が強いことを証明するためにウェイト制大会出場を決意しました。自分が戦うことで軽量級や大会全体を盛り上げたい。昨年の全日本大会では初めて4回戦まで勝ち上がることができました。キックボクシングと同様、空手でもベストを尽くして優勝を狙います」
No.5 山﨑一央(城西国分寺支部/初段/170cm/68kg/17歳)
「実績が伴わず昨年ウェイト制大会に出場できなかった悔しさを今大会にぶつけていきたいと思います。(3回戦で対戦が予想される)ノア選手は普段の稽古から意識しているので、ノア選手に勝って優勝まで勝ち続けていきたい」
No.41 小林健人(東京城北支部/初段/172cm/70kg/21歳)
「全階級の中で軽量級が一番面白かったと言われるような試合をしたい。過去に一度負けている亘(和孝)選手、ノア選手に勝って、自分が必ず優勝します」

<中量級(-80kg)>

左から樋口知春、竹岡拓哉、原田祐光

No.42 樋口知春(東京城北支部/初段/170cm/76kg/19歳)
「絶対に優勝するという信念をもって毎日厳しい稽古を積んでいます。中量級ならではのスピード、パワー、そして自分の持ち味である動きのある組手で一戦一戦相手を圧倒して勝ち上がりたい。上位に進めば実績のある原田選手、竹岡選手と対戦することになると思うので、10代の若さと勢いで先輩方を乗り越えていきたいと思います」
No.57 原田祐光(本部直轄浅草道場/初段/165cm/75kg/27歳)
「今大会では、いつも支えていただいている方々に感謝の気持ちが伝わるような試合をしたい。そのためには優勝という結果が一番の恩返しになると思っています。決勝では過去に一度負けている竹岡選手にしっかりリベンジできるように、全力で戦います」
No.73 竹岡拓哉(東京城西支部/弐段/168cm/80kg/27歳)
「今大会では、準優勝は卒業して確実に優勝を狙っていきたい。そのために普段の稽古も質を変えて取り組んできました。ルール改定後は足掛けや上段のクリーンヒットなど一打逆転の展開があるので、対戦する全選手の研究をしています」

<軽重量級(-90kg)>

左から髙橋扶汰、安島喬平、石﨑恋之介、中島千博

No.74 安島喬平(茨城県常総支部/弐段/171cm/88kg/28歳)
「2015年の第11回世界大会以降、1年半ぶりの試合復帰で、ルール改定後初めての試合になるので、今までの自分とは違った組手を見せていければと思います。理想はやはりオールラウンドで戦える選手、総合的に強い選手が極真のチャンピオンにふさわしいと思っていますので、その理想に一歩でも近づけるような試合を目指します」
No.89 中島千博(東京城北支部/弐段/168cm/80kg/22歳)
「昨年3位だったので今年は何がなんでも優勝したいと思って軽重量級にエントリーしました。一本勝ちや技有りを積み重ね、インパクトの強い試合をしたい。全日本王者の安島選手や昨年優勝した石﨑選手と戦い、その二人に勝つことができたら、本当の意味で軽重量級の優勝者として胸を張れると思うので、それが実現できるように頑張ります」
No.97 髙橋扶汰(東京城北支部/初段/174cm/88kg/17歳)
「今回、一般の試合は初出場になるのですが、大先輩の方々と戦えることを光栄に思い、一戦一戦集中して優勝を目指して頑張ります。兄(佑汰)の活躍に負けないように、自分もこれから一般の大会で実績を積み上げていきたい」
No.104 石﨑恋之介(東京城西支部/弐段/168cm/83kg/21歳)
「昨年は優勝しましたが、今年は全日本王者の安島選手や強い外国人選手も出場しているので、対戦相手一人一人に胸を借りるつもりで、毎試合大切に戦っていきたい。決勝戦では、ぜひ無差別全日本チャンピオンの安島選手に勝って優勝したいと思います」

<重量級(+90kg)>

左から南原健太、渡辺優作

No.107 南原健太(東京城北支部/初段/186cm/96kg/19歳)
「優勝するために毎日過酷な稽古を乗り越えてきました。今大会では自分の持ち味であるスピードを活かしてトーナメントを勝ち上がっていきたい。自分が空手界のスーパースターになれるように頑張っていきたいと思います」
No.114 渡辺優作(横浜北支部/初段/170cm/107kg/19歳)
「普段から、いつでも全力を出し切れるように稽古しているので、対戦相手に全力でぶつかり、観客の皆さんの記憶に残るような試合がしたいと思います。(2回戦のイエロメンコ選手について)強豪と言われる外国人選手と戦うのはとても新鮮な感覚なので、ぜひ対戦してみたいという気持ちが強いです」