(後列左から)上田幹雄、髙橋佑汰、松井館長、鎌田翔平、荒田昇毅
(前列左から)与座優貴、福井裕樹、大澤佳心
3月8日(水)、『日本赤十字社 東日本大震災・平成28年熊本地震災害 義援金チャリティー 第6回全世界ウェイト制空手道選手権大会』の開催記者会見が東京・渋谷区の本部直轄代官山道場にて実施され、トーナメント組み合わせが発表された。記者会見には松井章奎館長をはじめ、日本代表として今大会に出場する鎌田翔平、荒田昇毅、髙橋佑汰、上田幹雄、大澤佳心、与座優貴、福井裕樹の7選手が出席し、それぞれ大会に向けて抱負を語った。
まず松井館長より今大会開催の挨拶があり、その後記者団から日本選手の活躍について聞かれると、「今回の第6回世界ウェイト制大会は、各階級に8名の精鋭が出場して争われるわけですが、日本代表の8名も素晴らしい選手たちですから、日本の全階級制覇の可能性は大いにあると思いますし、全階級で日本選手同士の決勝対決という可能性もあると考えています」と期待を込めて語った。
■第6回世界ウェイト制大会チケット情報
■第6回世界ウェイト制大会トーナメント
■各選手のコメント
軽量級(-70kg)
No.1 与座優貴(茨城県常総支部)
「自分の持ち味であるスピードと機動力を活かして必ず優勝したい。福井選手と決勝戦で戦えるように頑張ります」
No.5 福井裕樹(本部直轄浅草道場)
「世界ウェイト制大会は3度目の出場で、今大会は選手生活の集大成のつもりで臨みます。与座選手には過去2度負けているので、決勝戦で3度目の試合をして今度は勝って優勝したいと思います」
中量級(-80kg)
No.13 大澤佳心(城西世田谷東支部)
「世界一になるために質・量ともに世界一の稽古をするという覚悟でこれまで頑張ってきた。大会まであと1ヵ月ありますが、心技体すべてにおいて万全の状態で試合ができるように仕上げていきたい。準決勝のアショット・ザリヤン選手(ロシア)が一番の山だと思っていますが、そこをクリアして昨年の全日本ウェイト制大会で敗れた山田選手に借りを返して優勝したいと思います」
軽重量級(-90kg)
No.17 髙橋佑汰(東京城北支部)
「昨年の全日本ウェイト制大会、無差別の全日本大会ともに上段への蹴りをもらって準優勝に終わりました。この結果は自分の中に足りないものがあるということで、その足りないものを自分自身でしっかり見つめ直してこれまで稽古に励んできました。軽重量級日本代表として出場できることを誇りに思い、自分と上田選手が決勝戦を戦うことが、日本のため、また自分のためにもなると思うので、絶対に決勝まで勝ち上がり、上田選手と良い試合をして極真を盛り上げていきたい」
No.24 上田幹雄(横浜北支部)
「昨年の全日本大会で悔しい負け方をしたので、その失敗を改善できるように稽古を積んできました。世界ウェイト制大会は8名という限られた人数で、どの選手も強豪で気が抜けないのですが、決勝戦で髙橋選手と試合をして、皆様が期待されるような好試合を展開し、どちらが強いのかを証明したい。そして、日本が4階級制覇できるように全力で頑張ります」
重量級(+90kg)
No.25 荒田昇毅(千葉県中央支部)
「応援してくれる方々や協力してくれる方々の思いや時間や労力に応えられるような試合をしたい。特に準決勝で対戦が予想されるオレクサンダー・イエロメンコ選手(ロシア)は最強クラスの外国人選手なので戦うのが非常に楽しみです。自分の実力が試される相手だと思うので、存分に発揮できるように頑張りたい」
No.32 鎌田翔平(東京城西支部)
「昨年の全日本大会は皆様の応援のおかげで優勝することができました。今大会では全日本で優勝したことを誇りに思うと同時にプレッシャーに感じることなく、世界に挑戦するチャレンジャーという気持ちで臨みたい。相手は強豪ぞろいですが1回戦から気を抜かずにフルパワーで対戦したいと思います」
なお、No.9山田拓馬(大阪なみはや支部)は所用により会見を欠席したが、「自分が必ず優勝して、地元の大阪・関西を盛り上げたい!」という力強いコメントが寄せられた。