広島県内24ヶ所の道場から172名が参加しました。
小田勝幸師範からご挨拶
基本稽古からスタート
昇段を目指す佐藤昇汰1級と、1級を目指す吉田一樹2級はみんなの前で見本を見せながら号令をかけます。
手技が終わり、柔軟審査、固いよ・・・。
最後の回し蹴りまで全力で行いました。
一旦、休憩をはさんで帯ごとに分かれ、逆立ち審査。
飛び蹴り審査、飛び後ろ回し蹴りに挑戦する佐藤1級
移動稽古審査と行いました。
再び全員集まって型審査、規定の型以上に難度の高い型に挑戦する子供もいました。
ここまでで午前の部は終了。
午後から佐藤昇汰1級の10人組手
10人組手を始める前に佐藤1級から用意した作文が読まれました。
そこには4歳の頃から空手と共に歩んだ人生劇場、母親への感謝と寂しさ、辞めたいと思った時に支えてくれた仲間の存在、そして12年ずっと指導をして、時には厳しく、時には優しく接してくれた小野亘弐段への感謝の気持ちを発表した。
場内号泣!!
そして10人組手スタート!! 審判を勤めるのは同級生で苦楽を共にした中村一成初段、何故か腕を骨折しております。
相手は同じく同級生の原田哲也1級
5人目は小野弐段と共に五日市道場で指導する石原久雄初段
対戦相手の一発一発には「頑張れ、頑張れ」とエールがこもっています。
8人目は、入門時からずっと指導をしていた小野亘弐段、感極まって目に涙を溜めながらの打ち合い!!
9人目は広島県支部のいぶし銀、浜中貢師範代、あと少しだ!!
最後の10人目は小田勝幸師範の猛烈な攻撃を前に、一歩一歩と前に足を進めながら魂の打ち合いをど突き合いをしました。
見事、10人組手完遂!!
厳しい試練を乗り越えてくる事で、湧き上がる感謝。 素晴らしい!!
その姿に会場中から大きな拍手が沸き起こった。
佐藤昇汰は少年部の頃は特に目立つ子では無かった。
試合でも特に入賞など目立った成績は無かったが、コツコツと、ひたすらコツコツと空手の道を歩んできた。
その姿を知っている仲間達にとって、彼の挑戦は何よりの勇気・希望となったと思う。