11月15日(日)、少年部、壮年部、女子部、一般部を対象にした2020年総本部秋季昇級審査会が、総本部代官山道場にて実施された。審査には松井章奎館長と福田勇師範が立ち会われ、全クラス合計98名が受審した。
今回の審査会は総本部道場と代官山道場の合同で、少年部に関しては人数の関係から白帯・オレンジ帯と青帯以上の2クラスに分けて、極真会館の感染防止策のガイドラインに沿った形で入室時の検温、消毒・除菌、うがい、室内の換気等に十分に配慮しての実施となった。
審査に先立ち松井館長から「審査は皆さんが正しいやり方で稽古ができているか、また自分は何が得意で何が苦手なのかを確認する機会です。
自分が得意なことを伸ばすのも大事ですが、自分ができないことや苦手なことをそのままにしておくのではなく、少しずつでもいいので克服できるようにすることが最も大事です」との話があり、審査の要所では「稽古は正しいやり方でやらなければ上手くなれませんし、強くなれません。
空手の稽古で大切なのは、一つは正しい姿勢で一挙動で行うこと、もう一つは考えながら行うこと。空手の動作には必ず意味があります。その意味を考えながら、自分のどこで相手のどこを突くのか、打つのか、蹴るのか、受けるのかということを、常に意識して行って下さい」といった空手の技や稽古に対する取り組み方などの様々な指導があった。
最後に松井館長から「今日審査を受けた全員が黒帯になれるように、努力して頑張って下さい」との言葉があり、この日の審査を無事に終了した。