11月20~22日、東京体育館で開催された4年に一度の直接打撃制空手最高峰の大会「第11回オープントーナメント全世界空手道選手権大会」を北海道函館支部所属の道場生8名が観戦しました。
初日は1回戦64試合が行われました。柏崎指導員はSRS席(スペシャルリングサイド)で3日間全日を観戦。今年から大会の主審にも取り組んでいる柏崎指導員は「審判の動きにも注目しました。今後の参考にします。」と感想を語りました。来年の北海道大会では主審として他の審判員をリードする役割を果たしてくれると思います。
横山支部長がBブロック前半の8試合を主審として裁きました。今大会3日間を通して18名が主審を任されましたが、支部長はその中の1人に選ばれました。北海道函館支部は国内でも小規模の支部ですが世界へ繋がる道場です!
2日目は2~3回戦96試合が行われました。優勝候補のオレクサンダー・イエロメンコ選手(ウクライナ)、スペインの人気者アレハンドロ・ナヴァロ選手が敗退。残念でしたが、世界大会の選手層の厚さを実感しました。
ベスト32のうち過半数の19名がロシアの選手。ロシア人選手は体力面の強さが際立っていて、この時点ではロシアが上位を独占するのでは?と予想していました。
決戦の最終日。観客の多さ、お揃いのTシャツやうちわでの応援合戦に圧倒されました。いい意味でのナショナリズムが会場に溢れていました。
準決勝後に行われた、全空連ナショナルチームの演武もたいへん素晴らしかったです。
目指せ2020東京オリンピック空手道正式採用!
残念ながら日本の王座奪還は成りませんでしたが、大山総裁の遺志を継ぐ松井館長の指導のもと極真空手が地球の隅々まで浸透し、世界中で強豪選手が稽古に励んでいるこの素晴らしい組織の一員であることに心から喜びと誇らしさを感じました。
優勝はブルガリアのザハリ・ダミアノフ選手。ベテラン選手のノーシードからの復活劇的な優勝は函館のオヤジに、いや世界中のオヤジに勇気と希望を与えてくれました。
2人の小学生も観戦。8年後、12年後は君たちの番だ!
観戦を許してくれた親への感謝も忘れるなよ!
世界大会反省会。大会の余韻に浸りながら空手談議に花を咲かせました。
世界大会翌日23日の国際エリート大会も壮年部3名が観戦。
ワールドチーム型空手道選手権大会で北海道東北地区の岩手チームがイタリアチームとの同点決勝を制して見事優勝!
いつも東北大会で顔を合わせる選手の大舞台での活躍は大きな刺激になりました。
ワールドシニア大会も熱心に観戦、来年は出場もあるかもしれませんね。
団体型 岩手チームの動画はこちら(北海道函館支部facebookページ)
https://www.facebook.com/kyokushin.hakodate/videos/438468176342611/
第11回全世界空手道選手権大会サヨナラパーティー 於ホテルメトロポリタン池袋
動画はこちら(北海道函館支部facebookページ)
https://www.facebook.com/kyokushin.hakodate/videos/438507899671972/
詳しい大会結果は極真会館オフィシャルサイトをご覧ください。
http://www.kyokushinkaikan.org/ja/news/2015/11/24/1122news02-2/