昇段レポート「稽古を続けていると想像もつかないような自分になれる」丹美穂 2024年9月取得 2025/02/25

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 この度は、初段のお許しを頂きましてありがとうございます。

 ここまで来られたのは、森支部長をはじめ、先生先輩方や道場のみなさまのお力添えがあってのことと深く感謝申し上げます。

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 自分は経験者でしたが、こちらでゼロから再スタートを切りました。
新しい環境で、最初は続けられるか不安でしたが、何もかもが新鮮で、先生方のご指導も素晴らしく、仲間も頼もしく、気付いたら1週間の殆どを道場に通うほどにのめり込んでいました。

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 武道で心身ともに鍛えたいと思い入門しましたが、始めた頃は、体力も運動神経も驚くほど全く無く、稽古に耐えられず途中でダウンしていたほどでした。周りからは、1ヶ月で辞めるだろうと思われていたそうです。しかし、自分のペースで稽古をコンスタントに継続していくうちに、型も組手も試合に出場させていただくまでになり、いつの間にか組手の全日本大会では優勝できるまでになりました。

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 もちろん、ここに至るまでは順調にはいかず、何度も大きな挫折や怪我も繰り返しました。その都度、先生先輩方や仲間たちが待っていてくださり、また自分に合う練習メニューを組み立ててくださったりと、到底一人では乗り越えられませんでした。

 それからは、人に頼ってばかりではなく、自分で考えて稽古をするようになっていきました。その稽古の方向性が間違っていないか、型や組手の試合で確認・修正しています。

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 このような自分の経験から、空手は素直な気持ちで稽古を続けていくと、自分でも想像がつかないような自分になれる可能性があると感じています。今後も進化を続けるために、自己研鑽に励み、また自分が受けてきた恩恵を、後輩の皆様にも伝えていけるよう、精進して参ります。    
押忍

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