昇段レポート「負けてくじけず」香谷庵慈 2024年9月取得 2025/02/24

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 この度は昇段審査を受けさせていただき、森先生をはじめ、ちさ先生、三浦先生、浅井先生、金田先生、そして空手の先生方、先輩方、そして応援してくれる道場生の皆様に感謝申し上げます。

 私が空手を始めるきっかけとなったのは、小学校1年生の時に俳優の横浜流星さんが板割りをしている姿を見て、「かっこいい!僕もやってみたい!」と心がわくわくしたからです。

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 さっそくお母さんが近くの道場を探してくれて、出会えたのが森先生の道場です。森先生は世界チャンピオンだと知り、僕はさらに興味を持ちました。運動会のかけっこも、お友達と遊ぶ中でも何でも1番になることが好きだったからです。

 弟と一緒に体験をし、僕だけが空手の道を歩み始めました。はじめてミットを打つ気持ちよさが今も忘れられません。

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 私は小さい頃、家でも道場でも話を聞いてまじめにすることができずやんちゃでした。先生はそんな僕にいつも叱ってくださりました。叱られても空手を嫌いになることもなく毎日通い続けました。宿題が終わらなかったり、風邪をひいて稽古を休む時はくやしくて涙が出ました。それくらい空手が好きで稽古が大好きです。

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 空手は個人の闘いですが、人とのつながりでお互いを高めあい、試合の時は励まし合う団体競技の面もあると思います。厳しい練習を一緒に乗り越え、よろこびやくやしさを共有して空手を通して同じ志をもつ仲間がたくさんできました。

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 試合ではなかなか力を出しきれない弱さがありますが、負けても挫けず次に向けて稽古に取り組むことが大切だと思います。先生方がおっしゃる通り試合は試し合い。稽古をした成果を試す場所であって、稽古に取り組んだ分、自信につながり試合で実力が出せると思います。今後、試合に出る限り勝つこともあれば負けることもあります。「勝っておごらず、負けてくじけず」みんなと支えてくれる家族がいるおかげで稽古ができて試合にも出られることに感謝をしながら空手に打ち込みたいと思います。

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 下北沢代田道場の少年部で一番上の帯である黒帯の先輩として、「立場が人をつくる」ように少年部の見本として気持ち新たに稽古に取り組んで成長していきたいと思います。

 最後に、先生方、道場生の皆様、これからもよろしくお願いします。押忍。

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