3月5日(日)、総本部代官山道場において、少年部、一般・壮年・女子部を対象にした2023年総本部春季昇級審査会が実施された。審査には松井章奎館長と福田勇師範が立ち会われ、全クラス合計112名が受審した。
審査は総本部道場と代官山道場の合同で、人数を制限するため、少年部は白帯・オレンジ帯・青帯(9級まで)と青帯(8級)~茶帯に分け、一般・壮年・女子部と併せて3クラスで、極真会館の感染防止ガイドラインに沿った形で午前10時から少年部、14時30分から一般・壮年・女子部の審査が行われた。
最初に松井館長から「審査は皆さんが正しいやり方で稽古が出来ているか、自分は何が得意で何が苦手なのかを、審査員の目を借りて確認する機会です。出来ないことは決して恥ずかしいことではありません。出来ないことを出来るようにするのが稽古で、出来ないことや苦手なことをそのままにしておくのではなく、少しずつ克服できるようにすること。それが成長につながります」との話があり、基本稽古、柔軟、拳立て、移動稽古、帯跳び・棒跳び、逆立ち歩行、ボール蹴り、型、最後に組手の審査が行われ、要所要所で館長から空手の技術や稽古への取り組み方、意識の持ち方などの適切な指導や丁寧な解説があった。
最後に松井館長は「今日審査を受けた全員が黒帯になれるように、努力を続けて頑張ってください」と受審者を激励し、その後筆記試験が行われ、この日の全ての審査項目を無事に終了した。