< 行事予定 >
※ 延期となっていた 8月15日(土)の千葉県少年大会は中止となりました。
※ 新型コロナウイルスの影響で全ての行事は未定となっております。
< 夏季休館のお知らせ >
※せんげん台道場 8月11日(火)~8月15日(土)まで
※愛宕道場 8月10日(月)~8月15日(土)まで
※流山道場 8月10日(月)~8月15日(土)まで
※我孫子道場 8月10日(月)~8月15日(土)まで
※おおたかの森道場 8月11日(火)~8月13日(木)まで
※松伏道場 8月11日(火)~8月15日(土)まで
< 声の力 >
コロナ禍中で稽古も少しずつ動き出しました。飛沫防止のため気合も小さくもしくは出さずに
稽古をしていると思われます。しかもマスクをしているため小さな声で気合を出しても殆ど
聞こえません。たまにすっかり忘れて気合を出せと言いそうになったりします。気合を出さない
あるいは小さく稽古をすると動きがやはりダラダラに見えて反応も遅くなっています。
普段は感じられなかった動きを目の当たりにすると身に染みて気合の大切さを再確認できました。
意識の高い人や昇段に近い人はその様な状態でもしっかり動いています。他に気付いた事は、
返事をしない生徒が増えてしまいました。なので私は生徒たちに、今はこう言う状態なので声を
小さく(気合)出すが心の中ではこの状態を理解して行う様にと話しています。返事も同じく小さな
声でも良いので応える様にと話しています。あたり前だった事が一寸した事であたり前ではなく
なってしまいます。逆に良い事はないかと考えたら、昔(私の記憶が正しければ35年位前)当時の
城南支部の人たちが口に手拭いを挟んで首の後ろで縛り稽古をしていた事を思い出しました。主に
心肺機能の向上が目的と考えられますが今考えると特に夏に行うと大変危険だなと思います。
どの様な環境でやっていたかは分かりませんが当時は今の様にある意味自由に水分も摂れない事も
多かったのではないかと思います。過酷な環境下では忍耐にも繋がったのではと思われますが今で
は稽古も安全第一で行われています。つまりマスクです。マスクをする事で心肺機能の向上に繋が
るのではないかと言う事です。しかし夏になったので危険にも繋がります。マスクも通気性能が
様々で、二酸化炭素が排出され酸素の少ない状態で又、二酸化炭素を吸い込む。すると激しく動く
と酸欠状態になって倒れたりします。大変な世の中になりましたが悪い事の中にも少し位は良い物
もあるかも知れませんので知恵を絞って前向きに歩んで行きましょう。
PS.心の中では大きな気合を(^^;
< 脳を騙す >
私の先生は本当に凄い方です。先生の教えの一つに脳を騙すと言うものがあります。その中でも
幾つかあるのですが、その先生は昔鍛えていたころの拳に戻す事が出来ます。私も毎年年末の
演武会で演武行うために7月頃から5ヶ月で手を作り上げています。初めの4ヶ月は数を少なく打って
最後の1ヶ月で拳を鍛え上げて行きます。その先生はよく『己の刀は常に磨いておけ しかし決して抜
いてはならない 抜く時は〇〇してしまえ』と私に仰っていました。それだけの覚悟が必要だと言う
事でしょう。その先生に教わり始めは拳を鍛えていたのですが指を動かすと甲側(手の背の部分)が
突っ張って指が使いずらくなりそこで私は自分なりに考えて普段は数を少なくして年末にかけて
鍛えると言う形にしました。たまに春などに演武などがあると私は2週間位数を打って(強く)手を
作る事が出来る様になりました。(ある程度ですけど)しかしその先生は雰囲気を変えて20回位打ち
少し時間をおいて50回位打ち見事な手を作り上げて行くのです。つまり数十回で作るのです。
叩いて腫れているわけではなく硬く大きな手に仕上がって行くのです。その後その手は何もしなく
ても3日位はその状態を保つとの事でした。
私は目の当たりにして驚きましたし実際触って確認しましたが硬く大きく重く感じました。先生は
ただ打つのではなく脳を騙さなければならないと仰っていました。脳を勘違いさせると言うもの
言葉としては病は気からなどありますが、風鈴も日本人が聴くと涼しく感じ実際体温も下がる人が
多いと言う実験結果もあります。しかし外国人は涼しさを感じず心が癒される人が多いそうで当然
体温もそのままです。その先生は色んなものに脳を騙す事を上手く活用しています。先生は自分の
事をマジシャンだと言ったりしていました。(いんちきや誤魔化しの意味はありません)つまり、
テクニック、技術です。通常の稽古にこの様なものを上手く入れる事によって向上に繋がると思い
ます。 PS.くれぐれも人を騙さない様に(* ´艸`)