札幌道場では、留萌・釧路に分道場があります。下記に各道場の場所や稽古時間などの詳細はこのページの下に書かれておりますのでご参照をお願いします。以下、文中では道内三道場を合わせて「当道場」とさせていただきます。
さて、極真会館は世界的な組織です。通常の場合、入門した者は支部に所属することになります。支部は支部長を責任者として演武や試合といった支部独自の活動を地域内で日夜展開しています。この支部を統括するのが総本部と呼ばれていて、この機能は半世紀以上の長きにわたり空手母国日本の首都である東京におかれております。当道場は、この総本部の直轄で運営されている道場となります。そのため、いくつかの特徴がありますので、ごく簡単にご説明したいと思います。
【特徴 国際性】当道場の運営責任者は、国際空手道連盟極真会館の最高責任者でもある松井章圭館長が務めております。空手母国日本にあこがれを持つ外国籍の道場生が稽古に参加するのが多い道場となります。現在、当道場で現場の指導を一任されている村岡指導員は日本で産まれましたが、パリやニューヨークなどへの海外遠征も豊富にあります。ニューヨーク道場の指導員が当道場に招聘されたり、また逆に当道場から指導に行ったりすることも珍しいことではありません。このような国際的な感覚を持つ指導陣のもと、世界観を広める事が出来ます。
【特徴 指導陣】入門する目的は一人一人が異なりますが、空手の習熟は帯という目安があります。階段を上るように一段一段とあがっていくのです。当道場は、本部直轄道場であることからこれらを審査するのは伝統的に総本部から来る師範・師範代が直接審査をしています。世界的に活躍した有名選手に審査され、直接指導を受けます。こうした多くの機会が用意されているため、入門後はたいへん多くの刺激を継続的に受けることができるのです。
【大会成績】
一人一人が異なるきっかけ、異なる目標をもって入門してきます、どのような目標にしろ、当道場の「特徴」がその達成に寄与すると考えています。大会で勝ちたいと考えて入門する人はまずいませんが「強くなりたい」という思いは漠然と持っているものと推測します。こうした目標を達成したわかりやすい指標が大会成績です。当道場は、全道大会の上位大会である地区大会においてもたいへん多くの優勝者を輩出しています。直接打撃性で知られる極真会館の新しい挑戦となっている「セミコンタクトルール」の全日本初代王者も当道場に所属しております。入門時の体力や才能というものにはいかに無関係であることかがわかっていただけると思います。この上に位置付けられるのが、全日本ウエイト制、全日本大会です。こうした国内最高峰の大会にすら毎年、優秀な選手を送り出しています。国際大会、全欧大会、全米大会にもコンスタントに優秀な選手を送り出しているため当道場は世界的にも高い知名度がある道場と言えます。極真会館では四年に一度開催される世界大会を世界最高峰の大会と位置付けています。この世界大会にも選手を送り出してるのが当道場なのです。