この度は、昇段審査を受審する機会をいただき、森支部長をはじめ、諸先生方、先輩方、関係者の皆様に心より感謝と御礼を申し上げます。
私が極真空手を始めたのは、2015年10月当時小学5年生の頃のこととなります。つまり、昇段審査受審時の2024年6月時点で空手歴は8年半以上となるのですが、正直なところその期間しっかりと稽古を続けられていたという訳ではありません。稽古についていけないといったことだけでなく、学校の試験や受験のための勉強や人間関係のことなど空手とは関係のないことの悩みも重なり、稽古をお休みしてしまったり、参加しても集中できていなかったりする期間も長く、時には空手をやめようかと考えることも多々ありました。
しかし、支部にはそんな私のことも見捨てず、変わる契機を与えてくださった方が沢山いらっしゃいました。根気強く指導やアドバイスをしてくださったり、相談に乗ってくださったり、何かする時には励まし応援してくださったり、全て言っていたらきりがありませんが、皆様のそういったお力添えの一つひとつが私を成長へと導いてくれたのだと身にしみて感じています。
現在の私は、まだ黒帯を締めるに値するという自信は持てていませんが、今後この帯を締めさせていただく以上はその責任の重さを自覚し、相応しい生き方のできる人間になりたいと考えています。まだまだ至らない点が多い私ですが引き続きご指導ご鞭撻いただけますと幸いです。