昇段レポート『指導者として、人として、成長を続ける』 三浦大夢 弐段 2021年9月取得 2022/01/06

この度、昇段の機会をいただき、森支部長をはじめ諸先輩方、道場の皆様に感謝御礼を申し上げます。
私は極真空手に入門し21年になります。5歳で旧城西下北沢支部に入門し故市村直樹支部長に師事を受けました。当時は空手が好きでは無く黒帯を取る、そして弐段を取るという事は想像もしていませんでした。故市村先生や先輩達からは道場に来る時に泣いて嫌がっていたと話しを聞いていました。image0
空手を好きになり意欲が湧いたのは高校生の時からです。伝統派の空手部に所属し稽古する様になってから極真空手でも活かせると思い、組手や型に取り入れたり、稽古に対する向き合い方も変化していきました。image1

 

その頃、市村先生から昇段の話しを頂き、受審する決意をしました。審査当日は緊張で思うような動きができなかったのですが無事に昇段のすることができました。
初段取得後からは指導にも携わるようになり、黒帯の重みを感じるとともに自分自身の言動にも責任を感じるようなりました。そんな中で突然、市村先生の訃報を聞き私自身、受け入れ難い事実で頭の中が真っ白になっていました。その中で山田師範の東京城西支部の管轄に入り、現支部長である森善十朗支部長が指導を担当してくださいました。森支部長は私たち下北沢支部の気持ちを汲み取って稽古してくださったり、雰囲気を上げてくれたりと私たちの士気を上げてくれました。

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そして、東京城西下北沢町田支部を設立し支部長に就任しました。私自身も指導員になり、故市村支部長が教えてくれた事、森支部長が背中で見せてくれた事を少しでも後進の生徒たちに伝えていくようにしました。

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そんな中、今回の弐段のお話を頂き、生徒たちに伝えるだけでは無く行動で見せようと思いました。結果こそ昇段することができましたが、自分の足りなさに気づくきっかけにもなりました。

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最後になりますが、改めて森支部長を始め、支部の皆様に感謝するとともに精進し続けたいと思います。
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