この度は弍段昇段の認可をいただき、ありがとうございます。東京城西下北沢・町田支部最初の、そして空手界にその名の轟く森先生から認可をいただけることは、この上ない喜びであります。 極真空手を始めて8年、ここまでやって来られるとは思っていなかったので感慨一入です。
私は「空手バカ一代」世代ど真ん中、学生時代からの憧れで、時には大会も観に行っていましが、正直とても怖くて自分にはできないと思っておりました。
大阪に住み、54歳になって、人生残り少なくなり、やり残したことをやる最後のチャンスと考え、恐々道場の門を叩いたのでした。当初は毎回稽古の度に痛い思いをし、足を引きずって帰っていました。しかし、稽古に通うたびに痛みや苦しみに慣れることができ、なんとか耐えきることができました。
歳をとってからでも、真面目に稽古を続けていればなんとかなるということを、空手に関心があるけど手が出ない年配の人達に、今後とも訴えていきたいと思います。その後、会社の転勤で、高松、広島に引っ越しましたが、先生方のつながりで、望むと望まざるに関わらず、自動的に支部移籍してきました。さすが全国区、いや全世界区の極真会館の良いところ。それぞれの支部で多くの仲間ができました。
森支部長はじめ、しもまち支部はもちろんのこと、これまで多くの先生、先輩、道場生のお世話になり、何とかやって来られました。心よりお礼申し上げます。今後はもう転勤もありませんので、しもまち支部の道場生が一層強くなるよう、後輩に進んで胸を貸し、これまで受けたご恩を倍返ししたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。 押忍