昇段レポート「心を折らずに最後までやり抜く」塩田亮 2024年12月取得 2025/06/28

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 この度は昇段の機会をいただき森支部長をはじめ各指導員、諸先輩方並びに道場の皆様にお礼を申し上げます。

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 自分は高校生まで剣道をしていましたが、社会人になってから運動不足が続き、ダイエットを目的に子供と一緒に極真空手を始めました。最初は健康のためと軽い気持ちで始めたものの、稽古を通じて再び武道の精神に惹かれ、本格的に取り組むようになりました。

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 剣道も空手も、武道に共通する精神性があります。礼節を重んじ、相手を敬いながら自分を鍛える姿勢は、空手を学ぶ中で改めて大切だと感じました。稽古では、自分の未熟さを思い知らされる場面が多く、特に組手では心が折れそうになることもありました。しかし、それを乗り越えるたびに成長を実感し、武道を通じた自己鍛錬の意義を深く理解できるようになりました。

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 昇段審査では、技術だけでなく精神力が試されました。特に組手審査では、自分の体力と気力の限界に挑む必要がありました。対戦相手はすべて異なる戦い方をするため、一瞬の油断も許されません。攻撃を受けながらも冷静に反撃し続ける中で、「心を折らずに最後までやり抜く」ことがいかに重要かを実感しました。
また、稽古を通じて子供と一緒に努力することで、親子の絆も一層深まりました。お互いに励まし合いながら成長する姿は、自分にとって何よりの誇りです。そして、武道の精神は日常生活にも良い影響を与えています。忍耐力や礼儀、他者への敬意を学ぶことで、人としての在り方も見つめ直すきっかけになりました。

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 昇段は新たなスタートです。これからも剣道と空手、両方の武道から学んだ教えを活かし、自分をさらに高める努力を続けていきたいと思います。この道を歩む中で出会った仲間や家族の支えに感謝し、これからも精進していきます。
押忍。

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