この度は昇段審査の機会を頂きありがとうございました。

私が空手を始めたのは幼稚園の時です。
もともと空手を始めるつもりはありませんでしたが、両親が指導員であったことや、姉が入るタイミングで空手を始めました。

はじめは楽しいとしか思わなかった稽古が、帯が上がるにつれてだんだんきつくなっていきました。

当時は試合には出たくないと思っていました。だけど初めて型の試合に出たときに3位になる事ができ、もっと稽古を頑張ろうと思いました。
だんだんと型の試合に出るようになり、その流れで苦手意識があった組手の試合も出るようになりましたが、なかなか一勝する事ができませんでした。

負けるたびに、もう試合に出たくないと思っていました。ですが、みんなと稽古して行く中で、少しずつですが自分に自信をつけていき、大きな大会でも緊張しなくなっていきました。
はじめて外部の大会で一勝する事が出来た時は本当に嬉しく、そして私以上に先生先輩方や仲間たち、仲間たちのお父さんお母さん方が喜んでくれるのを見て、今までのキツさや苦しさが全部吹っ飛んだ様な気がしました。
そして、ひとりでは強くなれないことがよくわかりました。

だから私は厳しく指導してくれた先生方や、一緒に稽古してくれた先輩方、仲間達にとても感謝しています。

これからも感謝の気持ちを忘れず、極真の黒帯として自分に厳しく稽古に励んでいこうと思います。
最後になりましたが森先生をはじめ先生方、諸先輩方、道場生の皆様いつも本当にありがとうございます。
今後ともご指導宜しくお願いします。押忍