1月21日(日)函館アリーナ武道館にてセミコンタクトルール講習会が行われました。
講習会には北海道函館支部、北海道胆振支部、本部直轄札幌道場より、幼年~壮年の道場生と指導員39名が参加しました。
初めに一昨年のルール改定からこの度のセミコンタクトルール新設に至る方向性や、セミコンタクトルールによって目指す試合・組手スタイルについての解説がありました。
その後、セミコンタクトルールでの有効技の反復稽古、次に約束組手と続き、最後はセミコンタクトルールでの自由組手の稽古が行われました。
初めは間合いの違いに戸惑っている様子でしたが、稽古が進み間合いの測り方やタイミングの取り方に慣れて来ると、スピーディーでダイナミックな技も見られる様になりました。
自由組手では試合で何度か対戦している生徒同士の組手もありましたが、普段のフルコンタクトルールの試合では劣勢な生徒が、セミコンタクトルールでは伸びのある技でワンサイドの組手をしたケースもあったのは興味深かったです。
講習会では1月4~6日の総本部冬合宿で松井館長よりご指導のあった稽古方法も紹介され、空手の稽古の本質である“原理原則に則った身体の使い方”の重要性を確認しました。