昇段レポート「どんな時もあきらめない」安村絢希 2026年6月取得 2026/11/06

 この度は昇段審査の機会をいただき、ありがとうございました。森支部長をはじめ、先生方、道場生の皆様に感謝申し上げます。

 初めて道場に行ったのは、5歳の時に兄と一緒に体験に行った時です。兄は入会しましたが、私は入りませんでした。3回目の体験で、実際に兄や先輩たちと一緒に稽古をさせてもらい、とても楽しかったので、妹と一緒に入会しました。
 入会した後も、兄妹や先輩たちと楽しく空手を続けていて、その頃は試合に出ることや昇段することは考えてもいませんでした。

 試合に出てみたいと思ったのは、青帯になった頃です。1年生で初めてしもまちカップに出場し、優勝することができました。しもまちカップで試合をしたことがとても楽しく、もっと大きな大会に出てみたいと思いました。
 そして、初めて関東大会に出場しました。そこではずっと緊張していて、怖いという思いもありましたが、優勝することができました。それは、先生方や先輩、家族からの応援があってこそだということが、この試合を通じて分かりました。
 たくさんのきつい練習を乗り越えた先には、きっとうれしいことが待っている。そんなことを考えながら、日々の稽古に取り組んでいました。

 そして、2年生では国際大会に出場しました。稽古では「国際大会優勝」を目標にしていましたが、大会当日になると、レベルの高い大会に出場することに「自分にできるのかな」と後ろ向きな気持ちになってしまいました。
 しかし、たくさんの応援があり、決勝戦まで勝ち上がった時には「目標を達成できるかもしれない」という前向きな気持ちになっていました。決勝戦の相手は自分より大きく、すごく緊張していましたが、優勝することができました。
この経験から、稽古ではみんなよりも一生懸命取り組もうと思えるようになりました。

 そして、その1年後の3年生でも国際大会に出場し、2連覇を達成することができました。しかし、それからは思うような成績を残すことができなくなってしまいました。
 稽古では、試合で負けてしまった相手に勝ちたいと思い、頑張っていましたが、それでも負けてしまうことが続き、その時期は心が折れそうになりました。一緒に稽古をしている先輩たちは、たくさんの成績を残しているのに、自分だけが一人置いていかれているように感じていました。それでも、先生方の温かい言葉に何度も励まされていました。

 そんな時期に、森先生から昇段審査に向けてのお話をいただきました。今のままでは黒帯を締められないと思い、気持ちを入れ替え、先生方にアドバイスをいただきながら、後輩の見本となれるように努力しました。
 昇段審査当日も、最後まで心をくじけさせることなく、やり遂げることができました。

 最後になりますが、森支部長をはじめ、先生方、道場生の皆様に心より感謝申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。