平成29年10月8日(日)に山口県宇部市武道館に於いて、東京より郷田勇三最高顧問をお迎えし、33回目となる全山口県空手道選手権大会を開催しました。
当日は地区の運動会と被ってしまい参加者は少なめの大会となりましたが、午前は型・午後は組手と普段の稽古の成果を発揮すべき激戦が繰り広げられた。型の部ではここ最近レベルも上がってきており難しい型にチャレンジをする選手も増え頼もしく感じました。日頃研鑽を積み重ねた選手が上位に入賞をしました。今大会は、指定型・自由型の二種目を演じ合計点で順位が決まるため、二回ともミスをしてはならない緊張感のある型試合となりました。
午後からは組手の部。初めて組手試合に参加する生徒・経験豊かな生徒が入り混じる階級でした。上達を感じられたことは、上段への蹴りのヒットした際に残身をとる生徒が増えてきて、徐々に上段への蹴りの意識が出来てきた生徒を感じることが出来ました。反面、対戦相手を観察し状況に応じた組手を変化できない組手が多かったように思います。松井館長も言われる通り組手は技の会話です。もっと技術的な指導も必要かなと感じました。
また今大会では、2015国際親善大会の一般男子の階級で優勝した石崎文也を軸に、今年支部筆頭師範代となった外堀徹雄、師範代補佐近藤勝矢、長門道場池本哲治の4名が征遠鎮の団体型(分解)も披露した今度はどんどん団体型にも力を入れていきたいと思います。
大会の結果は以下の通り。大会経験を更に活かし上位大会を目指して頑張ってほしいと思います。