< 行事予定 >
*12月13日(土) 茨城県ビギナーズカップ(牛久運動公園 武道館)
*12月21日(日) 千葉県少年部団体戦(柏市中央体育館)
* 1月18日(日) 合同初稽古(清水公園体育館)
※ ↑ 上記行事は予定変更・中止になる場合もあります
※ ↑ 上記行事中は各道場休館になります
< 冬季休館のお知らせ >
*せんげん台道場 12月26日(金)~1月6日(火)まで
*愛宕道場 12月29日(月)~1月9日(金)まで
*我孫子道場 12月29日(月)~1月9日(金)まで
*おおたかの森道場 12月27日(土)~1月8日(木)まで
*松伏道場 12月29日(月)~1月8日(木)まで
< スター性 >
スター性をググってみた。人々を惹きつけ魅了する特別な輝きや魅力の事と書いてあった。
スターは憧れ、オーラを纏い人々を魅了させる圧倒的な存在感、格好良さ、それらを持っていたり
する。極端に言えば多少ルックスが悪くても(失礼!)格好良く見えたりする。前にも書きました
が、私は子供達に格好良く振る舞えとよく言います。
ある先生は、それは魔法の言葉だと仰ってくれました。昔は武道をしていると格好つけるなとよく
言われた気がする。私が20年以上道場で指導していて気付いた事がある。
この子はスター性があるなと思う事が何回かあった。実際彼らは表の舞台へと活躍の場を広げたり
している。その子達に共通する事がある。色んな事が格好良く、特に下の子に優しく面倒見が良く
楽しい兄貴分として接していた事だ。
私はこれらの経験を踏まえて自分は演武をする事が多いので、そこに活かす事が出来ないか考え
た。上記の通りだと接点が少ないが、格好良くを題材にしてそれを活かす事は出来ると思い、
それからは自分なりに考えや行いが変わったと感じております。
人の動きは見る機会があるが自分の動きは動画や鏡で見る位で、自分の声も普段自分の耳に入って
来る声と動画などで聴く声は違って聞こえる。『己を知って改めて行く』これが大事ではないで
しょうか。
その上に強さや格好良さなどが積み上がってリスペクトされる人間に近づいていくのではないか。
先天的にスター性を持っている人もいるのかもしれません。
後天的スターは、努力や意識、経験が育んだ結果ではないでしょうか。ただ意識が強いだけでは
ナルシストだけになりかねませんよね。
この辺が『格好つけるな』に繋がる一つの原因かもしれませんね。
< ゾーン >
ゾーンとは心理状態の事で心理学者のミハイ・チクセントミハイが提唱した概念だと言う。
学術的にはフローと呼ばれる心理状態の事でフローはゾーンに入った瞬間、物事が自動的に進む
流れの中に居る様だと体験者が語った事によって『フロー状態』と名付けられたと言う。
つまりゾーン(フロー)は極度の集中状態にある心理状態を指す。その中には、程よい緊張、
程よいリラックスが共存していると言う事。
或る総合(MMA)の選手が武神と呼ばれる先生にゾーンとはどの様にしたら生まれるのでしょうか
と尋ねたそうです。その先生は『ゾーンは一生懸命やっている過程の中では生まれる』と仰った
そうです。昔、打撃の神様と言われた川上哲治さんの有名な話で『ボールが止まって見えた』と
言うものがあります。これもゾーンに入った状態と言えるのではないでしょうか。
他にもキックボクサーが『幾らでも練習出来るって思った事がある』と話していました。皆さんも
一度はそういった経験があるのではないでしょうか。
ゾーンは覚醒ともパフォーマンスを最大化するために密接して関連していますが異なる概念だと
言います。
適度な緊張とリラックスのバランスが取れた『中覚醒状態』が最も高いパフォーマンスを発揮
出来るとされます。覚醒水準が高すぎると興奮しすぎて適切な判断が出来なくなり逆に覚醒水準が
低すぎるとぼんやりしたりして集中が低下します。
このゾーンを作るための稽古は呼吸法やメンタルトレーニングなどもあるといいますがやはり、
『一生懸命やっている過程の中で生まれる』と言う事になるのではないでしょうか。
皆さん一生懸命稽古して体験出来たらいいですね。壮年部の方はほどほどに。





