< 行事予定 >
*2月16日(日) 昇級審査(清水公園体育館)
*3月16日(日) 埼玉県大会(駿河台大学体育館)
*4月26日(土) 国際親善空手道選手権大会(東京体育館)
*4月27日(日) 第7回全世界体重別空手道選手権大会(東京体育館)
※ ↑ 上記行事は予定変更・中止になる場合もあります。
※ ↑ 上記行事中は各道場休館になります。
< 本を読む >
皆さん今年も宜しくお願い致します。
毎年1月は本に関してのお話しをしております。長年本を読み続けると、お気に入りの文筆家、
或いは著作家、ライターが出来てくる。あれだけ好きで読んでいたのに気付くとそこから外れて
読まなくなった著作家の人もいる。
一年通して年末に誰の本を一番読んだのかなと思って調べるとここ2、3年やはり同じ人になって
いたりする。同じ著作家の本を読むと同じ事柄などが出て来る。そうすると読んでいる私達の記憶
に残る。
学生が携帯を使う事が日常で、ゲームやSNSなどに時間を費やす事で本を読む機会がなくなる。
今これを書いている私でさえYouTubeを見たりする事が増え、本を読む事が少し減ってきた。
携帯で本を読む人も増えているそうだが私はアナログなのでやはり本を今でも買って読む。最近、
本の値段も上がったと感じる。私はメモを取るにも携帯より手帳を今でも使っている。なので携帯
で本を読むより書籍を選ぶ。ただ辞書は携帯を使う。
家のオヤジが、ハイカラな店には行けなくなったと言う。オヤジが言うハイカラとは注文をする時
タブレットを使う事が出来ないため、あそこには行けないと言う事。老人が病院に一人で行くのも
大変なわけだ。その中にも現代に付いて行ける老人もいるのは驚きだ。
私は素直にリスペクトする。子供や孫が教えてるのか自分で頑張っているのか、はたまたパソコン
教室に行っているのかどちらにせよ努力が窺える。
色んなものが普及された事によって本を読む機会や新聞を読む機会が減って来たのは確かです。
それでも私は本などを読む事を勧めます。本を読むと悩みや考えていた事にその答えとして現れる
事が結構あると思います。物事を知らないよりは知った方が勿論いいので隙間時間や寝る前でも
いいので本を読む事をお勧めします。でも今の人にはゲームの方が面白いのかな(笑)
最後に私が去年読んだ本の中で面白いとか為に成った本を数冊載せます。
・同和のドン(伊藤博敏)
・ぼくは古典を読み続ける(出口治明)
・ニッポンが壊れる(ビートたけし)
・怪獣人間の手懐け方(箕輪厚介)
・日本保守党(百田尚樹・有本香)
・面白すぎる!日本史の授業(河合敦・房野史典)
・放送禁止。『あさ8』で知るニュースの真相(百田尚樹・有本香)
・誰も書けなかった日本の黒幕(森功その他)
・狂った世界(百田尚樹)
< 三世代対談 >
年末に対談の話が来て行う事になったが時間が合わずズームでの対談となった。
三人での対談であったが私はアナログの為、入る事が出来ず天の声と成ってしまった。(笑)
一人は大学で法律の教鞭を執る教授で42歳。もう一人は17歳で日本最年少、行政書士試験合格者の
高校生。残りの一人は私凡人です。この三人は大まかに言うと間に20年づつ離れていて高校生から
見て私は約40年、教授からは約20年違う。私は話が噛み合うのか心配だったが二人とも頭がいいの
で上手く話を合わせてくれた。
私から40年上の方は100歳、20年上の方は80歳なので正に孫、子、親の関係になる。(笑)
話を進めて行くうちに段々違和感が湧いてきた。彼らの言っている事が甘い、何を言っているのか
と思ったりした。しかし二人は意見が合っている。話が進むうちに自分だけが違うんだなと思えて
来た。確かに道場で父兄の方々と話をしても感じたが子供が空手を辞めたいと言うと本当に簡単に
辞めて行く。この子は厳しくお願いしますと言って入ったのに、この子が厳しいので辞めたいと
言っているので辞めますなど疑問に思った事が沢山ありました。
私的には優しく指導していたつもりでも今の世代には厳しいらしく運動に関しても習い事は沢山
あるので、この子に合った事を見付けると言う事だった。しかし三者対談を通して今の人の考え
方を本当の意味で学んだ気がしました。ある意味、楽をしたいので文明が発達した。
考え方が緩くなっても当り前だと悟った。我々の空手は昔、殿様商売と言う人がいた。当時は物凄
く退会者が出たがそれ以上に入門者が入った。当り前の様に道場の為に働き貢献した。でもそれが
普通だと思っていたしパワハラだとも思っていなかった。でも今は違う。
だから、この三者対談も違和感があっても仕方がない。私から見て100歳の方は若くして戦争に行
っている世代になるのだから。それらを考えた上で若い世代と渡って行かなければならないと思う
対談となった。
今は戦後80年で昭和100年の年。感慨深いなぁ。