< 行事予定 >
*12月10日(日) 千葉県少年部団体戦(柏市中央体育館)
* 1月14日(日) 合同初稽古(清水公園体育館)
※ ↑ 上記行事は予定変更・中止になる場合もあります。
※ ↑ 上記行事中は各道場休館になります。
< 冬季休館のお知らせ >
*せんげん台道場 12月29日(金)~1月8日(月)まで
*愛宕道場 12月30日(土)~1月8日(月)まで
*流山道場 12月28日(木)~1月8日(月)まで
*我孫子道場 12月28日(木)~1月6日(土)まで
*おおたかの森道場 12月28日(木)~1月9日(火)まで
*松伏道場 12月28日(木)~1月6日(土)まで
< 感 化 >
先日、知り合いの女性の方に『ジャズコンサートを行うので良ければ来て下さい。』と言われた。
その方の趣味で、初めてコンサートを行うとの事。
担当はサックスで後のメンバーはプロのピアノとベース奏者。そしてトップアマによるギターの
四重奏でした。その女性の方はアマチュアとしては上手くサックスを演奏されていましたが、
素人の私が聴いていても少し角があり金属音が強い感じがしました。最後にその方の師匠で
アメリカ人のトッププロと言われる男性の方が演奏されましたがやはり素晴らしくリズミカルで
正に型の三要素の様に、力の強弱、技の緩急、息の調整など上手く使われていました。
途中その弟子にあたる知り合いの女性が師匠と一緒に演奏をしたのですが、失礼ながら師匠に感化
された様で一段と上手に成って来た気がしました。二人で見つめ合って楽しそうに音を奏でて、
しかも円やかに成っている事に私は気付きました。
私はよく生徒や保護者の方に本物を見て下さいとお話しさせて頂いております。
絵画でも音楽でも我々の世界大会でも最高の物を観る必要性を語らせて貰っています。
感化、或いは影響を受けるのではと思います。特に子供は憧れを持って真似から入り上手く
成ったり遣る気に成って行くのではないでしょうか。
< 握り方 >
立ち方三年、握り方三年、突き方三年、九年やらないと空手の門に入った事にならないと大山総裁
は仰ったと言う。
ある先生が私に生徒が拳を握った形の写メを送り、そこに『握り方が変で直らず、手首も曲がって
いるのでどうしたら直りますか?』と書いて(打って)あった。私は写メを見て直ぐに小指から
ギュッと力を入れて握っている事が分かった。私も始めの頃、自分の先生に小指から力を入れて握
る様に指導を受けた一人であり、それを実行して来た。しかし、しっくりこない。
違和感を何年も感じたままやって来た。その違和感は力が物凄く入り打つ(突く)とパンチが止ま
ってしまう事に気が付いた。何で小指から握るのだろう?敢えて人差し指から握って打ってみると
非常に動きが滑らかに動いている事を感じ教わった事と違うやり方に罪悪感を覚えながら、その後
は新たな形で打っていた。今では形が大事で強く握ると前腕に力みが生じ強くて伸びのあるパンチ
が打てない事が分かっているので自然にその握り方が出来ている。
勘違いして欲しくないのは、小指側の方がしっくりくる人もいると言う事。恐らく、体の筋や筋肉
などの付き方や性質の違いでその様な事が起きているのではないかと思います。私なりに何故小指
から握ると言う事が言われて来たのか考えた。色んな武道などの言葉は剣の道から来ている事が
多く剣(刀)を握る時、剣の重さを感じて握る事によって本来の力が発揮される。
玄翁(金づち)で打つ時もギュッと握らず玄翁(金づち)の重さを利用する事によりパワーが
増す。つまり小指を軽く握る事であとの指は下から順にもっと緩く持つと言う事。そこから来たの
ではないかと思いました。任侠の世界の人達も、けじめとして小指から落とすのも剣を操りにくく
する、極端に言うと剣を持てなくすると言う所に繋がって行くのではないかと思います。
その名残ではないかと思っています。
私はその先生に、フワッと握らせて下さい。また、握り棒的な物を作って軽く握らせて下さい。
手首の曲がりは手の甲から手首、前腕の前辺りまで鉄板があるイメージを持たせて下さい。
後は実際に木の板で鉄板の代用とし100均などで売っている本などを縛るゴム(きしめんの様な)
で手の平、手首、その後ろ辺りに固定し、感覚を体験させてみて下さい。と実際にその写メを送り
返しました。
始めの頃は先生に教えて頂いた事を行いある程度分かってきたら自分なりに考えたり調べたり、
他の方の意見を参考にするのも良いのではと思います。