2022年11月20日に第54回オープントーナメント全日本空手道選手権大会が東京体育館で行われました。
そして千葉下総支部からは鵜沢菜南選手が出場し見事初優勝を飾りました㊗
全4試合を勝ち抜き、会場を沸かせてくれた鵜沢選手。
有難い事に鵜沢選手と同じ道場に通え、彼女が日々真剣に稽古に励む姿を15年以上身近で
見ることができている私にとって、決勝戦直後の彼女の笑顔はまるでヒーローの様でした。
どんなにつらい時も決して弱音を吐かず、強いまなざしで練習に取り組んできた鵜沢選手。
私には到底計り知ることができないほどの長年にわたる努力の成果が、彼女の中で実った
瞬間だったと思われます。
決勝戦では、佐藤選手も鵜沢選手も一歩も譲らない熱い戦いが繰り広げられ、再延長戦まで
持ち込まれました。
鵜沢選手は下段回し蹴りを武器に、光のような速さのスピードかつパワーのある思い突き
の連打を試合の最後までペースを落とすことなく出し続けました。
再延長戦でスタミナもきつくなってきた時にこそ出た彼女の忍耐強さこそが勝利に導いた
のだと思います。
鵜沢選手の今後の目標は世界チャンピオンになる事ただ1つ!!
“百聞は一見に如かず”という言葉があるように実際に試合会場に足を運び、自分の目で試合
を見て選手を応援するという事は、会場でしか体感することのできない臨場感や迫力感を
得る事ができ、自分自身の成長にもつなげることができるでしょう。
下総ファミリーとして鵜沢選手の今後の活躍を健闘すると共に、私も含めたすべての千葉
下総支部の道場生が道場訓に倣い“自己の精神を涵養する事”が今後も求められると改めて
実感する事ができた素晴らしい試合でした。
おまけ
先日行われた演武の一環として初めて瓦割10枚に挑戦した鵜沢選手。
日頃から冷静かつ焦りをあまり見せない彼女にもかかわらず、その日は顔面蒼白、、、
何を話しかけてもうわの空といった様子で、あとから聞いてみると全日本選手権も含めた
これまでのどの試合よりも瓦割のほうが緊張したそうです。
私はそんなわけあるかーーーーいと心の中でツッコミつつ、普段見ることができないレア
な鵜沢選手を見ることができてほっこりしたというおまけ話でした♪
千葉下総支部 我孫子道場 I.N