下総ファミリー100号 2018/07/14

< 行事予定 >

*7月23日(月)・24日(日)  サマーキャンプ(清水公園キャンプ場)

*7月28日(土)  東日本大会(墨田区総合体育館)

*8月11日(土・祝)  昇級審査(愛宕道場)

*8月11日(土・祝)・12日(日)  一般サマーキャンプ(清水公園キャンプ場)

*8月18日(土)・19日(日)   極真祭(京都府立体育館)

※ ↑ 上記行事中は各道場休館になります。

< 夏季休館のお知らせ >

*せんげん台道場  8月18日(土)~24日(金)

*愛宕道場                  8月15日(水)~24日(金)

*流山道場                  8月16日(木)~26日(日)

*我孫子道場              8月14日(火)~18日(土)

*松伏道場                8月16日(木)~22日(水)

< 采配の難しさと決断 >

サッカーワールドカップも佳境を迎え熱戦が繰り広げられています。(執筆時ベスト16)

ニュースでも取り上げられているので話す必要は無いかもしれませんが、西野監督が執った戦術が

賛否両論に分かれている様です。これは我々指導者にとっても非常に難しく勉強に成ります。

セネガルが1点取ってコロンビアに追いついたら日本は決勝トーナメントに進出できず、しかも

消極的な戦いで西野監督はおそらく叩かれた事でしょう。空手で考えたら少し違いますが、

強豪選手に技有りが入り残り時間ディフェンスに回った感じでしょうか!?この試合の相手国

ポーランドは或る意味勝てば良かった。グループで一番ランキングが上のポーランドが1勝も

しないで帰国できません。日本としてはボール回しがしやすかったと思います。

相手が決勝トーナメントが懸かっていたら難しかったでしょう。西野監督は目標が決勝トーナメ

ント進出だったので体裁よりもそちらを取ったと思います。日本代表は嘗てドーハの悲劇を経験

しています。最後まで攻めてイラクに点を取られて引き分けしかも、最後の最後に失点していま

した。日本の美学を考えると攻めて攻めて負けたら相手は格上なのでしかたがない。良く戦ったと

いう事になるかもしれませんが、西野監督は目標を達成するために確率の高い戦術を執ったと思い

ます。負けたら全部自分の責任と覚悟を決めていたのではないでしょうか。勇気ある決断とも言え

ます。これは結局、結果論ですが逆に攻撃は最大の防御と言わんばかりにリスクを冒して攻めに

攻めて点が入って勝つことも考えられます。その時西野監督は大絶賛されることでしょう。

しかし先程も言いましたが、ポーランドが相手でしかも格上。普通に考えればリスクを冒せば遣れ

てしまう確率は高くなります。株式投資にも似ています。

孫氏の兵法にも『檀公の三十六策、走ぐるを上計となす』降伏は敗北、和義は半分敗北、逃走は敗

れたのではなく逃げなければそこで終わるが逃げると言うよりは戦闘態勢を整える事によって勝利

に結び付ける事が大事と考える様です。史記の中にも臥薪嘗胆と言う諺がある様に遣られても我慢

して時期を待ち勝利するが逆に相手が同じ様に行って勝つと言う事があります。人は色んな考え方

があり、結局はその責任と動いている人で結果に繋がっていく。勿論、勝つためにはそこに至るま

での練習が必要です。勝てば官軍負ければ賊軍と言う事でしょうか!?

< じゃんけんパートⅡ >

前に或る道場でじゃんけんをして士気を高めたり、負けた事に対して悔しく思ったり、組手では

先輩に勝てなくてもじゃんけんでは勝てたりと色々な効果があるとお話しをさせてもらいました。

相変わらず道場ではじゃんけんをして2列に並んで1人ずつじゃんけんをして負けたら茶帯以上は

腕立て20回それ以下は10回終わったら2列目の人が移動して又じゃんけん一巡したら今度は列ごとに

纏めてじゃんけん、つまり1列目全員と2列目全員でじゃんけん。この時は茶帯以上は負けると50回

それ以外は30回。列で1人ずつ負ける人が出ます。最後に全員でじゃんけん。茶帯以上は100回それ

以外は50回。勿論そんなに沢山出来ませんので皆、適当に遣ってます(笑)。その最後のじゃんけんは

人が多いので10回遣っても決まらなかったら全員20回腕立てを遣ります。しかも最後のじゃんけん

はとんねるずさんの遣っていた男気じゃんけんです。つまり今までは負けていた人が腕立てをして

いたのですが今度は一番勝った人が行います。途中で負けて脱落した人は本当は嬉しい(?)はずです

が、ルールとして悔しい!勝ちたかった!などの言葉を言わなければなりません。

ついつい『ヤッター!』など言葉にしたらその人も後で腕立てをする事に成ります。人間面白いもの

で負けた人が喜んだ時を見逃しません。まさに人の不幸は蜜の味。最後に勝った人は大喜びして

ポジティブな言葉を発しなければいけません。ちょっとでも沈んだ雰囲気で言ったら、皆なに突っ

込まれ、倍の200回に成ってしまいます。他の負けた人は全員勝者に拍手、勝者を称えます。

『おめでとう!』『凄いネ!』『羨ましい』など心にもない賛辞を送ります。そして勝者はご褒美の

腕立100回。(笑)先程も言いましたがちゃんと出来ないのでいい加減な腕立てです(笑)。

それでも少しは辛いと思います。なかには数を堂々と誤魔化し他の人から指摘されたりします。

(皆な人には厳しい!)いつも見ていて気付いた事があり、なぜか負ける人が決まっている。

最後は勝った人が腕立てをするのに、その時は勝ってしまう。これはいったいなんでだろうと

思いました。全員で行っている最後のじゃんけんに3回連続で遣るはめになった人がいてそこに

行きつくまでのじゃんけんにも何回か負けていました。逆にいつも勝っている人がいてこの

『グー、チョキ、パー』の3つの形で殆ど運と思われるものの中にそれだけでない他のもの

察したりなにか別のものがあるのか?1対1ならこの人はグーばかり出すからパーにしようとか

あるかもしれないが何人か沢山の人とそしてその日によってメンバーも違うのでその人の

インスピレーションなのか!?よく勝つ人を観察しても、相手の目を見ている人、全く気にして

いない人、どうみても適当な人と千差万別。私は不思議に思いESPカード(超感覚的知覚)を使い

良く勝つ人に試しました。念を送ったり、送らなかったり、結果は期待するものではありません

でした。これはいったい・・・?宝くじに何回も当選したり、懸賞応募で当たる人の様なもの

なのか?この人達は他の事ではどうなのかと疑問が残ってしまいました。この道場でのじゃんけん

はまだまだ続きます。(少年部は結構楽しんでます)