下総ファミリー88号 2016/07/28

< 行事予定 >

*8月20日(土)・21日(日)   極真祭(京都府立体育館)

*9月18日(日)   下総支部型試合(清水公園体育館)

※ ↑ 上記行事中は各道場休館になります。

< 夏季休館のお知らせ >

★ 愛宕道場     8月9日(火)~15日(月)まで

★ 流山道場     8月13日(土)~17日(水)まで

★ 我孫子道場   8月12日(金)~18日(木)まで

★ 湖北道場     8月12日(金)~18日(木)まで

★ 松伏道場     8月9日(火)~15日(月)まで

★ せんげん台道場  8月9日(火)~15日(月)まで

< 全関東大会 >

7月18日(祝)墨田区総合体育館に於いて、

第24回 全関東空手道選手権大会 が行われました。

支部より、鎌田拓充 2級(我孫子)と奥寺勇輝 2級(松伏)が出場しました。

残念ながら鎌田選手は一回戦、奥寺選手は三回戦で敗れてしまいました。

両選手とも若い選手ですので今後の活躍に期待したいと思います。

< 夏合宿 >

7月22日(金)・23日(土)・24日(日)の3日間、九十九里海岸にて、

支部の夏合宿が行われました。

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↑ 合宿初日海での稽古

20160722002                   ↑ リレー大会

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↑ 合宿初日の夕食

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↑ 恒例の花火大会

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↑ 腕相撲大会 優勝者

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↑ 2日目海での朝稽古

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↑ 合宿2日目の朝食

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↑ 少年部5人組手

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↑ 一般部10人組手

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↑ 2日目の昼食はみんなの大好きなカレーライス♪

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↑ 2日目海での稽古

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↑ 2日目の夕食

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↑ 創作型 優勝チーム

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↑ 3日目海での朝稽古

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↑ 3日目朝食

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↑ 合宿3日目 楽しみにしていた海水浴!!

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↑ 合宿最後の昼食

※ 今年の合宿は例年に比べ涼しく、過ごしやすい中で行われました。

たくさんの思い出ができたと思います。 来年もまたぜひ参加してくださいね~!!

< 感化する力 >

先日の新聞に『よみがえるトキワ荘』と書いてありました。その新聞によると今は取り壊されて

無くなった『トキワ荘』が2020年までに復元されるとの事。このアパートには沢山の有名漫画家の

人達が育ちました。詳しく調べてみると、上棟式1952年12月6日、解体1982年11月29日(約30年)

共同調理場、共同トイレ、風呂無し2階建てで10室各4畳半。住人は手塚治虫、石ノ森章太郎、

赤塚不二夫、藤子不二雄、その他大勢。空手バカ一代の絵を描いたつのだじろう先生も出入りを

していたそうです。前に幕末維新の立て役者は松下村塾の塾生や薩摩の鍛治屋町出身者が多く

いた事を書いたのですがその他にも海外に目を向けるとフランス・セーヌ川のほとりを溜まり場として

いた印象派の画家等ある一部の場所から偉人が沢山出ています。空手でも昔は城西支部と城南支部

の優勝持ち回り状態であったり、少し前は鹿児島支部が強く、最近では城北支部の活躍が目立ちます。

しかしこれらは何か原因に対しての結果が必ずあるはずだと自分なりに調べた所、トキワ荘は手塚治虫

先生が学童社に連載を持っていてそこのアパートに他の漫画家を学童社の人が若い漫画家を入居させ

そこから凄い漫画家が育っていたという事なのです。

松下村塾と鍛治屋町は当時中心だった薩長の志を持った人達が集まり行動した事が書物などから読み

取れます。薩長が中心でなく他の藩の強い志ざしを持っている人がその他の中心人物だったら違った

偉人が出ていたことでしょう。

パリのセーヌ川のほとりを溜まり場としていた画家たちは、セーヌ川左岸14区パリ・モンパルナスで

ここは家賃や物価が安く志はあるが海外や田舎から来てお金の無い人達が集まって来たのです。

ここにはピカソ、シャガール、日本の岡本太郎先生やその他沢山の偉人と成った人達が居たのです。

まさに『類は類を呼び、友は友を呼ぶ』という事です。大きな志を持って集まっても必ず秀才がいて

挫折したり繋がったりあるいは負けじと頑張ったり達成したり昔も今も同じ様です。

例えば一流企業へ就職する為に一流と言われる中学、高校、大学へと同じ志し(親の影響も

ありますが)を持った人々が集まるのも似ているかも知れません。

ある先生が強い道場には必ず核となる人物がいますと仰っていました。その核となる人が下の人間を

引っ張っていくのです。つまりリーダーとなる人です。空手の動きや技が凄いのに少し頼りない人がいると

します。その人を指導させたり責任のある事をさせると変わってきます。つまり自覚が出てきます。

上の人間が真面目に事を行えば下の人間は真似します。核となった人が活躍すれば下も感化されます。

これが大事です。私は城西支部の頃の三軒茶屋道場でそれを目の当たりにしてきました。下の人間は

この核の人を尊敬し目標として一生懸命稽古します。するとライバルが出てきて切磋琢磨します。しかし

この核となる人がいなくなると崩れてきます。次の核となる人がうまく出来ないとまた一からやり直しです。

我が下総支部も強いリーダーシップで小沼選手に是非とも若い人達を引っ張ってもらいたいと思います。

< メンタル >

先日朝早く起きた時に、TVを付けたらゴルフの全英オープンが映っていました。暫く見ていて17年前の

1999年第128回全英オープンのカーヌスティの悲劇を思い出しました。17番ホール終了時点で2位に

3打差をつけてほぼ優勝が決まったも同然と思われた最終ホールでダブルボギーでも優勝という展開

だった。この悲劇の主人公はフランスのバンデベルだ。18番パー4は通常はパー5として使われている

ため、2打でグリーンを狙うと少し難しくなるコースだが3打で狙うと比較的優しいコースだった。第一打を

緊張のせいか肩が回らず大きく右へ回り池の方へ幸いにも池に入らずこの時点ではまだ悲劇は始まって

いなかった。しかし優勝のプレッシャーか2打目はまたもや大きく右へ回り今度は池の中へ。ドロップした

球を打ち今度はバンカーへ入りそこから打ってグリーンに乗ってパットして7打のトリプルボギー。その後

3人でのプレーオフで敗れてしまいました。ゴルフはなんとメンタルが強くなければいけないスポーツなの

かと思った瞬間でした。ゴルフにはイプスというスランプもあり大変な競技だなと感じました。人間には

絶望型と希望型があると言われます。この違いは普段自分が出している言葉『無理』『もう駄目』など

その他逆に完璧を望んで事を行ったりする事に原因があったりするようです。私の道場にも生徒が私が

メニューを作って色々やらせた後にきつかったんでしょうそのメニューを終えた後で『サンドバッグ3分

5ラウンド!』と言ったら不貞腐れてやっていました。(笑)又、終わった後『頑張ったな!ご褒美にもう

2ラウンドやれ!』と言ったらもう何も言わずに無心で叩いていました。(勿論相手の状態を見て

やらせています)この後生徒はやった感があったみたいだったので私はまたしつこく『まだやり足らな

そうだな~』と言うと笑いながら『ありがとうございました!!』と言って笑って逃げて行きました。

昔だったら大変なことになったでしょうが私も笑っていました。私は生徒に普段から『試合で勝ったと

思って引き分けで延長戦だとモチベーションが下がるよな!アウエーだと思って勝ちは引き分け

引き分けは負け、勝ちなら技有り以上とれ!』と言ってラウンド間のインターバルを3秒位でやらせたり

しています。(この時も生徒の状態を見ています)この様にちょっとした理不尽な稽古を取り入れ

メンタルに繋がる事をしています。全部稽古が終わったら膝をつけない雑巾掛けをさせます。一人だと

30分超えます。(道場への感謝の気持ちも教えます)前にも理不尽の事を違う形で書きましたがキツイ事

をやったんだと身体と頭が覚えていて試合でも頑張る源となるのではないでしょうか。