< 行事予定 >
*4月 2日(土) 千葉県大会(東金アリーナ)
*4月16日(土)・17日(日) 国際大会(東京体育館)
*5月 8日(日) 千葉県少年大会(柏市中央体育館)
*5月15日(日) 昇級審査(清水公園体育館)
※ ↑ 上記行事中は各道場休館になります。
< 千葉県大会 >
4月2日(土)東金アリーナい於いて、千葉県大会が行われます。
当支部より風見将 初段(愛宕)、関口開(愛宕)、山本凌平(せんげん台)の3名が出場します。
風見初段は久しぶりの大会でもっとも期待されている選手です。関口選手と山本選手はこれから
下総での期待される若者でどちらかというと挑戦者です。この大会を足がかりにして頑張ってほしいと
思います。会場は遠いいですが入場料無料ということなので是非会場に行って応援して下さい。
よろしくお願い致します。
< 昇段 >
2月28日(日)清水公園体育館に於いて、昇段昇級審査会が行なわれました。その結果
依田結梨 1級(松伏)と齋藤麗奈 1級(松伏)が昇段しました。おめでとうございます。
それから、年長者の森元和夫(我孫子)さんが受審されていました。塩島先生のブログにも
記載されていましたが、我孫子道場開設時から入門され数々の支部行事にも参加され
本当に素晴らしい方です。これからも精進され黒帯を目指されると思います。
皆さんも森元さんの様に頑張って試合や昇級昇段と目指しましょう。
< 壁 >
皆さん色々な壁にぶち当たったことありますよね!この場合のぶち当たるは勿論挫折感や
なんともいえない負けた気持ちのことです。しかし良く考えてみると突き当たって前に進めない
のであれば左右に迂回し前に進むことも出来ます。万里の長城は凄く長い壁ですがずーっとは
繋がっていないですし高さも6m~9mなので建物でいう2階~3階(大変ですけど)何か利用
すれば乗り越えられると思います。“パッ”と見て壁だ!と思うと嫌になりますが何を使ってどうすれば
攻略できるか考えれば自ずと先が見えてきます。
少し荒っぽい様ですが破壊するという手もあります。しかし破片が飛んできて怪我をすることもあります。
後は穴を掘る。これは基礎があり立派な壁ですと基礎も深く丈夫。これは考察の世界に入りますが
この様に色んな事を考えてやってみて失敗したら次の手を考える。手を尽くして攻略して乗り越えて行く。
フィギュアスケートの金メダリスト羽生結弦選手はこんな事を言っています。『壁を越えたらまた壁があった』
笑ってしまうか止まってしまいますよね!やっと壁を越えたと思ったらまた壁ですよ!しかし壁を一つ越える
と超える要領や違った攻略法を覚えていく。それが経験や力に変わっていく。何も努力をしなければそれは
分かりません。一つ超えて諦めたらそこまでの人(ただの人)それを乗り越えるから見ている人から尊敬され
憧れの存在になっていく又、テニスの松岡修造さんがこの様な事を言っています。『100回叩くと壊れる壁が
あったとする。でも皆何回叩けば壊れるか分からないから90回まで来ていても途中で諦めてしまう。』
答えが分かっていれば皆やりますよね!しかし分からないから諦める。でも良く見るとヒビが入ってきている
かもせれない。空手の稽古でも最初と比べて上手くなっている事に気がつかないが最初を知っている人が
見たら随分変わったと言うかも知れません。
私は生徒に良く冷めた言い方かも知れませんが『機械になれ!』と言います。機械は感情を表しません。
しかし作業をしている人が定期的に見てあげないと壊れてしまいます。機械になるという事は感情を
コントロールしなければなりません。それが寒いときに寒い所での稽古、熱いときに熱い所での稽古、
つまり合宿の意味や滝浴びに繋がるのだと思います。嫌な事(辛い事)を人に言われてするのではなく
自分で出来る様になる。一人稽古をする大切さも同じです。一人だといくらでも抜けるしサボれます。
そこをあえて甘えずにすると強くなる。小沼選手は一人で黙々と稽古をしているので世界チャンピオンや
全日本チャンピオンへの道が開けたと思います。
壁を見て嫌だなあと思ったらその時点で負け(終わり)です。まず分析(考察)。どうしても分からなければ
先生、先輩に相談して一つずつ壁を越えて行く様にしましょう。この経験が強いあなたの心を作るのです。
しかしどうして山等ではなく壁なのでしょうか?壁にした事で乗り越えられるものとして考えたのでしょうか!
(登山家は山でも登りますけど・・・)逆に自分から壁を探して超えて行きましょう。
有名人の言葉
・99%ダメ?あと1%あるやん 辰吉丈一郎(ボクシング)
・気持ち半分でやると結果も半分になってしまう マイケル・ジョーダン(バスケットボール)
・自分がダメだと思えばその時点から自分はダメになる モハメド・アリ(ボクシング)
・夢は逃げない逃げるのはいつも自分だ 高橋歩(実業家・随筆家)
・失敗した所で止めてしまうから失敗になる成功する所まで続ければそれは成功になる
松下幸之助(実業家)
・何とかなるはやる事をちゃんとやっている人のセリフ ミー(ムーミンの仲間)
・出来ない理由ではなく出来る方法を考える 市村清(経営者「リコー」)
・人間は努力する限り迷うものだ ゲーテ(詩人・哲学者)
< 論語 >
論語は今から約2500年前に活動した孔子とその弟子達の言行録で孔子の死後約400年かけてその
弟子やその又弟子が編纂したものです。20編、約500章で構成されています。その中から二つ選んで
見たいと思います。まず一つ目
『己の欲せざる所、人に施すこと勿れ』
(おのれのほっせざるところ、ひとにほどこすことなかれ)
自分がされて嫌な事を他人にしてはいけない。という事です。当たり前の事ですがこれは2500年位前の
話です。日本では縄文時代です。人間の脳は1万数千年前から進化していないと言われていますが
歴史は繰り返すといった古代ローマの歴史家クルティウス・ルフスの言葉も納得できます。昔の人も
今の人と同じ悩みや憂い等同じ様に考えていた事が解ります。この様な事が竹簡や木簡に出土に
よって分かりました。次に
『知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼れず』
(ちしゃはまどわず、じんしゃはうれえず、ゆうしゃはおそれず)
『知』(智)を備えた人は物事の道理を弁えているから自分の立場、行いに惑う事はない。
『仁』(思いやり等)の人は正しい行いを心がけているので悩む事はない。
『勇』を備えた人は決断力に富み、士気も高いので何事にも怖じ気る様な事はない。
この『智・仁・勇』は君子の必須アイテム。君子とは人格者特に人の上に立つ事の出来る人を意味します。
今では先生や社長に必要なものです。その他に空手の稽古でも力が自分より劣っている人に強く叩いたり、
蹴ったりし自己満足しない。理合をもって空手を学び又、それを後輩に教えたり試合で強い相手に怖気付く
事なく向かっていく色んな意味で活用出来ます。