< 行事予定 >
*8月 3日(日) 千葉県少年大会(柏市中央体育館)
*8月 9日(土) 千葉県大会(型・組手)(東金アリーナ)
*8月23日(土)・24日(日) 極真祭(京都府立体育館)
全日本体重別空手道選手権大会(京都府立体育館)
*9月14日(日) 支部合同稽古(清水公園体育館)
※ ↑ 上記行事は予定変更・中止になる場合もあります。
※ ↑ 上記行事中は各道場休館になります。
< 夏季休館のお知らせ >
*せんげん台道場 8月12日(火)~16日(土)まで
*愛宕道場 8月12日(火)~16日(土)まで
*我孫子道場 8月19日(火)~24日(日)まで
*おおたかの森道場 8月12日(火)~17日(日)まで
*松伏道場 8月20日(水)~26日(火)まで
< 人間形成の過程と意識 >
人間は2歳前後から子供の自我が芽生えると言われている。その為、駄々をこねているのではなく
自己主張などをしているという。
3歳~4歳頃に自分の気持ちをコントロールできるようになってきて駄々をこねたような動きが
減少するという。人との接触によって様々な体験をしたり気持ちを抱いたりする。次第に自分と
他人との違いに気付き自我が強まる。色んな事を経験する事によって自然と自分の意志で行動する
事が出来、意識するようにもなっていく。と言う事は、一番親と関わる時間が多いと仮定して、
接し方によってその子は親の影響を大きく受ける。その後、友達ができ、先生やスター選手などの
影響も受けて行く。小さい子が空手を理解して始める事は殆どないと思うが子供が似た様な動きを
テレビなどで見てやりたいと思って入る子はいると思う。
だが殆どは親の勧めで入る事が多いのではないかと思う。空手が何なのか分からず始め、最初は
みんな優しくやってくれるが段々慣れてくると中には強くやってくる子も出てきたりする。
そうすると泣く事もある。しかし、これも経験となる。忍耐を学んだり、嫌な思いをしたから
自分より後から入った子に優しくしたりする事も出来たりする。
こういった経験によってそれを積む事で様々な事を学んで強くなっていく。空手を一生懸命やって
体を鍛える、大きな声を出す。すると嫌な事も沢山あると思うが段々と心も身体も強くなってい
く。継続は力なりとはよく言ったもので、長く続けていくと空手が我々の精神的支柱となる。
つまり人間は成長の過程で様々な経験を積む事で変わる。その中で意識と言うものが様々な力を
発揮する。意識とは広義的かもしれない。ただ漠然と言えば私は『何かを強く思う事』だと思う。
AIに聞いてみたら意識とは『心の奥底に灯る光』と答えた。なるほど、上手い表現だ。
稽古の中にもこの意識を入れて行う事によって変わるのではないでしょうか。
空手などの武道をする事で礼儀や我慢する事や人への接し方などを色々学ぶ事ができると思いま
す。痛い事や辛い事も多いですが続ける事で何かが変わり何かが成長していきます。
その何かが分かるまで或いはその先も見て続けて行くことで『極と成る』夏はまだまだ続きますが
体に気をつけて稽古な励みましょう。
< 人それぞれ >
少年部の時間、型を指導していた時にある生徒の爪先が大きく上がっていた。何回か注意をしたが
すぐに戻って直らない。他に回転動作の時に踵で回転する。他の流派では踵を使っている所もあ
る。爪先に関して言えば運動靴が関係しているのか、それともその人の身体の構造がそうさせてい
るのか?突きを出す時前傾で、前体重の形で打っている人がいたので軸を真ん中辺りに持ってきて
打たせたら逆にもっと弱くなってしまうしやりずらそうだった。
前体重の人と後ろ体重の人もいる事は理解していたが、軸は基本的な考えとしては真ん中に持って
くる。つまり身体の中心だ。しかし相手との攻防では蛇の様に上半身が動く事もあるだろう。
蹴りも同じ事が言えて、膝を曲げてから蹴るよりも棒蹴りぎみに蹴った方が上手く蹴る事がある。
逆もまた然り。これらの事を考慮すると人それぞれ当たり前だが異なる事になる。
我々の空手的には型などで爪先が上がるのは基本な動きになるので爪先が上がる踵で回るのは直さ
なければならない。
私は組手などではその人本来の動きを大事にして基本的な動きをそこに入れる事を心掛けていま
す。入門したての人に細かく指導して型に嵌めるより好きなように打たせて形になってきたら少し
ずつ直すことをしています。前に素早く動く時、爪先を上げて動くと大きく動けます。
剣道やフェンシングの様な動きです。回転する時は踵を使って回った方が早く動けたりします。
間違った動きをしている人も多いのではないでしょうか。色んな人の動きなど観察する事で気付き
が生まれ動きが改善されることに繋がる事もあります。
自分の動きを動画などで撮り見て観るのもいいと思います。一流アスリートの動きを何度も見る事
によって何かを見つけたりする事があると思います。
先程も言いましたがただ人によって動きやすさも違うのでその辺は自分でまずは考えて行うといい
でしょう。無理しすぎてやるのは怪我のもとになるのでやめましょう。
たいと