下総ファミリー108号 2019/11/27

< 行事予定 >

*12月  8日(日)  I.K.Oセミコンタクトルール2019首都圏交流試合(駿河台大学体育館)

*12月22日(日)  千葉県少年部団体戦(柏市中央体育館)

* 1月12日(日)   支部鏡開き(清水公園体育館)

* 2月 2日(日)    支部型セミナーその他(場所は未定)

* 2月23日(日)  昇級審査(清水公園体育館)

※ ↑ 上記行事中は各道場休館になります。

< 冬季休館のお知らせ >

*せんげん台道場     12月28日(土)~1月6日(月)まで

*愛宕道場        12月28日(土)~1月6日(月)まで

*流山道場        12月26日(木)~1月5日(日)まで

*我孫子道場       12月29日(日)~1月6日(月)まで

*おおたかの森道場    12月29日(日)~1月8日(水)まで

*松伏道場        12月28日(土)~1月6日(月)まで

< 世界大会の結果 >

2019年11月22日(金)・23日(土)・24日(日)武蔵野の森総合スポーツプラザにて、

第12回オープントーナメント 全世界空手道選手権大会・2019世界女子空手道選手権大会 が行われました。

優勝   上田幹雄(日本/横浜北支部)

準優勝  オレクサンダー・イエロメンコ(ロシア)

3位   アンドレイ・ルジン(ロシア)

4位   高橋佑汰(日本/東京城北支部)

<世界女子>

優勝   永吉美優(日本/東京城西世田谷東支部)

準優勝  佐藤七海(日本/東京城西国分寺支部)

3位   シャイネス・エルハイモワ(フランス)

4位   アナスタシア・カサノワ(ロシア)

< 道場での掃除 >

台風が猛威を振るう最今。被災されました皆様には心からお見舞い申し上げます。

私は、台風18号の後に仕事で横須賀の工場団地(海のすぐ横)に行きました。現地に着く前の

数㎞前から道路には砂やゴミなどの残骸があり驚きました。現場に着くとその工場の壁は無く、

木やフェンスが倒れていて酷い状態でした。周りを見るとボランティアの方々が片付けをされて

いました。ふと見るとそこには小学校2、3年生位の女の子がマスクをして母親らしき人と片付け

をされていました。小さな体でゴミを運んだり拾ったりして感動しました。私は仕事で壊れた壁

などの見積もりの手伝いに来ただけだったので後ろ髪を引かれる思いで次の現場の成田へ向かい

ました。そこはやはり台風で工場のテントや屋根が破れたり壊れたりしていた。見積もりと

手配をして会社に戻りました。帰ってからも小さな女の子の姿が頭から離れずその僅か2、3日後に

横須賀の現場にトラックで行って仕事を早く終わらせ道にあったゴミや木などを捨て場に運ぶ

手伝いを会社の仲間としました。その日は平日なのでその時の少女はいなかったのですがそれでも

沢山のボランティアの方々が懸命に働いていました。こうやって日本人は色々な災難に立ち向かっ

て頑張って来たんだなと強く思いました。ボランティアの方々には本当に頭が下がります。

災害で電気や水道などのインフラ機能停止になると今の私達は本当に困ります。復行した後に

インフラが整備されて有難さもわかると思います。道場もある意味トイレがあり、水道があり、

サンドバッグなどの道具がありとインフラと考えられると思います。稽古が終わって掃除して、

道場の入退での挨拶も感謝の一つです。支部長のブログで見たのですが、練習後世界大会や

全日本大会で活躍している荒田選手が行った雑巾での便器掃除など中々出来る事ではありません。

ある高校野球部がトイレ掃除を雑巾を持って行っている記事も載っていました。そうする事で

自分の心を洗われて見え方も違ってくるのではないでしょうか。勿論これを推奨しているのでは

ありません。一つの例として述べているのであって儀式的な掃除ではなくここで我々は学んで強く

なったなどの気持ちが入れば何かが変わるのではないかと思うのです。

PS.まずは家の掃除からかな!

< 真似る >

今でもそうだと思いますが学校などで有名人や学校の先生の物まねをする子がいて皆を楽しませて

くれる。されている人の気持ちはさておき笑いを得てその人は快感を楽しんでいる。真似をする

と言う事は、される人に特徴があるか尊敬されるかが理由であろう。我々も空手初心者の頃、

憧れる先輩や選手の真似をして強くなった気がしたりして楽しんでいた。当然その憧れの選手

だけでなく特徴のある選手の真似もしたりした。憧れが強くなるとその選手そっくりな戦い方

にもなる。ある名門の高校野球部がありそこは〇〇投げと言われそこの投手は伝統的に同じ様な

投げ方をしていた。そこの高校は先輩投手への憧れもあると思うが監督の教えの中で同じ様に

なったのではないかと思う。勿論同じ事を教えても個性があるので投げ方も微妙に違うのだが。

空手に関して言えば真似ると言う事は今話した憧れや強さへの追及などがあるが今の少年部を

見ているとあまり感じられない。それどころかトップ選手の名前すら知らない少年部も多い。

全日本選手が沢山参加している所の少年部なら何人か答えられると思いますがそれでもトップ

選手の名前や顔を知らない少年部が増えている事に疑問を感じました。保護者の皆様に今年は

4年に1度の世界大会なので是非お子さんと観に行って下さいと話したらハイとは言ってくれる

のですが申し込む方はだいたい同じ方々です。理由を聞くと『子供の試合には興味があるが、

他はちょっと』とか『お金が掛かりますよね』と言われた。習い事でと言う事とお金を出してまで

と言う事か・・・プロの格闘技はテレビで盛んに放映されているので選手の名前も知っていたり

するし華もある。我々の頃は松井館長が凄い廻し蹴り、華麗な後ろ廻し蹴りや足掛け下段突きなど

やはり憧れる要素があり一挙手一投足が本当に綺麗だった。その頃言われた3強と言われた方々は

気持ちが絶対に折れなかった。しかも当時はある意味ラウンド制になっていて少し位の優勢なら

延長、又延長と心が弱い選手は勝てなかった。その条件の中で勝って行く選手は尊敬され憧れの的

になった。やはり世界大会や全日本は最高の舞台です。選手の皆さんは是非少年部に真似られる

様な選手になり普及にも務めてもらいたいと願っています。

PS.保護者の皆さん大会に行くと少年部も何か感じて変わるのではないでしょうか!