< 行事予定 >
*12月13日(日) 秋季関東大会(駿河台大学)
*12月20日(日) 千葉県少年部団体戦(柏市中央体育館)
* 1月10日(日) 下総支部滝浴び&鏡開き(滝浴び→筑波山、鏡開き→愛宕道場)
* 2月 6日(土)・7日(日) 冬合宿(那須塩原)
※ ↑ 上記行事中は各道場休館になります。
< 冬季休館のお知らせ >
【年内最終稽古】 【初稽古】
*愛宕道場 12月26日(土) 1月7日(木)
*我孫子道場 12月26日(土) 1月5日(火)
*湖北道場 12月25日(金) 1月6日(水)
*松伏道場 12月26日(土) 1月7日(木)
*流山道場 12月28日(月) 1月6日(水)
*せんげん台道場 12月26日(土) 1月7日(木)
< 昇段審査 >
*11月15日(日)昇段(昇級)審査が行なわれました。
一般部 長妻和成(我孫子)、少年部 小野澤由悟(せんげん台) 出川修斗(松伏)
以上3名が昇段しました。 おめでとうございます
< 世界大会 >
11月20(金)・21日(土)・22日(日)の3日間、東京体育館に於いて
第11回全世界空手道選手権大会が行われました。今大会も日本対ロシアの戦いが予想されました。
当支部からは日本を代表して軽量級世界チャンピオン小沼隆一初段(愛宕)が出場しました。
小沼選手は一回戦少し動きが悪いのか慎重なのか本来の動きではなく心配しました。
二回戦では特に動きが良かったわけではありませんが無難にこなしました。
三回戦ついにエンジンがかかり小沼選手らしい戦いが見られ二日目が終わりました。
最終日小沼選手の相手はブルガリアのザハリ・ダミヤノフ選手です。嘗ては膝蹴りの名手として
名を馳せ今では上手さが際立ちます。そのダミヤノフ選手との戦いは真っ向勝負で臨みましたが
何度か顔を掠り印象があまり良くありません。“来い”というゼスチャーと共に反撃しましたが一歩及ばず
逆に技有りまでとられて敗れてしまいました。結果としてはダミヤノフ選手が世界チャンピオンとなり
世界大会は幕を閉じました。小沼選手お疲れさまでした。
優 勝 ザハリ・ダミヤノフ(ブルガリア)
準優勝 ジマ・ベルコジャ(フランス)
3位 ダルメン・サドヴォカソフ(ロシア)
4位 キリル・コチュネフ(ロシア)
< 2015ワールドユース大会の結果 >
11月23日(祝)東京体育館にて、
2015ワールドユース空手道選手権大会が行なわれました。
*壮年マスターズクラス40~44歳以下 優 勝 門井敦嗣(我孫子)
*12歳~14歳女子-45kg 優 勝 西原安夏(松伏)
* 〃 3位 八幡華菜(松伏)
*エリート16・17歳男子-75kg 3位 小川 亮 (松伏)
< 世界大会を観戦して感じたこと >
今回の世界大会を観ていて緊張感、ワクワク、ドキドキもそしてあまり感動をしていない自分に
気がつきました。いつの世界大会からなのだろうか日本が王座を奪われてからなのだろうが
それだけではない何かが足りない気がした。ロシア人が予想通り上がってきてロシアVS日本
若しくはロシアVSロシアとなり最初は一進一退の戦いが行なわれましたが、ロシアが勝ち進んで
いきました。ロシアのダルメン・サドヴォカソフ選手とゴデルジ・カパナーゼ選手の破壊力が凄く
魅力的でした。話は一旦変わりますが、少年部の活躍している子供達に将来何になりたいの?と
聞いた事があります。私は子供達に全日本や世界大会で活躍できるような選手になりたいと言う
答えを望んでいました。しかし子供達の口からは『ボクシングのチャンピオン』『キックボクシングで
ベルトを巻きたい』等の言葉がでてきました。サッカーや野球の選手ならまだわ解らんではないの
ですが空手に似ている競技のボクシングやキックボクシングでチャンピオンになりたいとは・・・
プロとアマチュアの差は有るかも知れませんが空手の先生になって世界チャンピオンになりたい
と言う答えはありませんでした。たしかに四年に一度の世界大会なのに自主的に観にいく(親がいて
お金も勿論かかりますが)というか行きたいと言う子供は少ないかも知れません。私達指導者の努力
も足りないかも知れませんが○○選手の様になりたいと尊敬される選手が少ないのも確かです。(私の
立場で言うのは失礼ですが)先ほどのダルメン選手には惹かれるものがあると思います。まるで機械の
ように淡々と慌てることなく臆することなく負けることを感じさせない強さを持っていて本当に良い選手です。
今回の世界大会のパンフレットにロシア・ペルミ道場の戦いの哲学として『夢を逃したと後悔して生きる
ぐらいならたとえ死んでも勝って笑え』という言葉がありました。人は命がけで何かを成し遂げるからこそ
周りが感動する。命がけで行なうからこそそこに人は惹きつけられる。命がけだから気持ちが強く出る。
その中には甘えることなく十分な稽古をしているからこそ強さに繋がる。ある凄い先生がこんな言葉を
言われました。『選手は皆、竹刀(しない)で戦っているから勝てないんだ。真剣(日本刀)で戦わなければ
勝てない』深い言葉です。竹刀だと打たれて痛がっても死ぬことはまず無いが、真剣だと命がけになり
痛がっている場合ではない。死んでしまう。そんな心境で望まなければいけないとの教えです。厳しい事を
言いましたが選手の皆様お疲れさまでした。次に期待しています。