< 行事予定 >
*7月20日(祝) 全関東大会(墨田区総合体育館)
*7月24日(金)~26日(日) 夏合宿(九十九里海岸)
*8月22日(土)・23日(日) 極真祭(京都府立体育館)
*9月13日(日) 下総支部型試合(清水公園体育館)
*9月27日(日) 秋季千葉大会(船橋武道センター)
※ ↑ 上記行事中は各道場休館になります。
< 夏季休館のお知らせ >
★ 愛宕道場 8月13日(木)~18日(火)まで
★ 流山道場 8月 8日(土)~12日(水)まで
★ 我孫子道場 8月12日(水)~17日(月)まで
★ 湖北道場 8月14日(金)~18日(火)まで
★ 松伏道場 8月12日(水)~17日(月)まで
★ せんげん台道場 8月 8日(土)~14日(金)まで
< 世界大会 >
11月20日(金)~23日(祝)東京体育館に於いて国際大会と併せて、世界大会が行なわれます。
6月に行なわれたウェイト制大会で惜しくも準優勝と成った小沼隆一 初段(愛宕)が日本代表として
出場します。小沼初段は今年のウェイト制大会決勝戦の再延長で敗れました。下段蹴りで有効打を
とっていた様にも見えましたが、清水選手の手数が勝り敗れました。
しかし最低条件の世界大会出場と言う目標はクリアし、我々の夢も繋がりました。小沼初段は、
軽量級ながら重量級の選手と真っ向勝負が出来、感動を与える事の出来る選手です。
若いと思っていましたがもうベテランの域に達し集大成!?とも言える覚悟で臨むと思われます。
応援に行かないと後悔有り!!小沼選手が活躍するには現場での声援が必要です。
私達下総ファミリーが出来る事は会場に入って応援をする。小沼隆一、そして日本代表が一所懸命
戦っている姿を観て感動し合いましょう。頑張れ小沼!頑張れ日本!
< 宮本武蔵の言葉 >
今回は、宮本武蔵の五輪の書から三つを取り上げてみましょう。
一つ目は『観見二眼(かんけんにがん)』簡単に言うと『観』は外から物事を客観的にみる。
『見』は実際に自分が物等をみる。二眼合わせて外と内の二つの観点から物をみると冷静な視点で
熱くならずに事を成す事が出来る。
例えば自分の試合をビデオで観たり想像して主観ではなく第三者的もしくは空から天井からの視点で
自分を観ます。そうする事でビジョンが広がります。
プロゴルファーがパットの調子が悪くなった時に後からボールがゆっくり転がって来て目の前に止まっている
ボールの所まで来たらカップを目掛けて打つ(想像)と上手に打ててスコアーに繋がったと仰ってました。
余談ですが、論語には四つの『みる』が出て来ます。
『見る』みようと思わなくてもみえる。『視る』みようとしてみる。『観る』よくみる。『察る』みえないものをみる。
『観察』はよくみてここはこうなっているんだろうなとみる事になります。序でに『きく』にも違いがあって
『聞く』きこうとしなくても耳に入ってくる。『聴く』きこうとしてきく。等があります。
次に『拍子の理(ひょうしのり)』これは解釈が難しいのですが簡単に言うと何事にもリズム(調子)が
大事ですよ!といった所でしょうか。例えば組手で間合いを取り合って止まっている時、この時もいつでも
動けるようにしていなければなりません。完全に脱力しきって止まっては急に動けないので心のリズム等
どこかが動いていないとだめです。よく私は子供達に止まって(構えた状態で)今動いていると思う?と
聞いたりします。すると子供達は注文道りに止まってる!!と言います。少しひねくれた?子はアッ!!
今指が動いた!と言ったりしますが(笑)私は止まって見えるかもしれないけど生きているから心臓が
動いているぞ!と言うと『なんだ~』と。しかし心臓の鼓動を心のリズムとしその切っ掛けで動く様に
言ったりしてます。止まっていてもどこかが動いている。だから素早く動ける。ボクサーもリズムがあるので
素早く動きます。的にはならない様に彼らは顔や体を動かします。そしてその反動を使います。
私は子供達にフェイクとして反動を使わせ止まった状態から(どこかは動いている)攻撃させたりしています。
もちろん心のリズムを意識させて動かせています。
最後に、千日の稽古を鍛として万日の稽古を錬とす。
『3年一つの事を稽古し続ける事を『鍛』といい
30年一つの事を稽古し続ける事を『錬』という』
『鍛』は金属を打ち鍛える意があり、『錬』は絹糸をねる意味がある。
『千日の稽古は粗削りながら形作りで万日の稽古はより理合を持って
繊細な完成度の高い仕上がりを目指す』
◎鍛は金属を何度も熱して打ち強くする事なので
『稽古して心や身体を鍛える』
◎錬は絹糸をねる事なので
『くり返し理合を持ってきたえひきつづき身体や技を磨く』
PS.私は30年以上空手をやっていますが武蔵先生の様に高い志を持たねばとつくづく思いました。