下総ファミリー78号 2014/11/25

< 行事予定 >

*12月 7日(日)  秋季関東大会   場所:茨城県武道館

*12月21日(日)  千葉県少年部団体戦   場所:柏市中央体育館

* 1月12日(月)  下総支部滝浴び&鏡開き   場所:滝浴び→筑波山、鏡開き→愛宕道場

* 1月31日(土)・2月1日(日)  下総支部冬合宿  場所:那須塩原

* 2月22日(日)  下総支部昇級審査  場所:清水公園体育館

↑ 記行事中は各道場休館になります。

< 冬季休館のお知らせ >

                【 年内最終稽古 】     【 初稽古 】

*愛宕道場           12月27日(土)まで    1月8日(木)から

*我孫子道場         12月27日(土)まで         1月6日(火)から

*湖北道場                         12月26日(金)まで         1月7日(水)から

*松伏道場           12月27日(土)まで    1月8日(木)から

*流山道場           12月29日(月)まで    1月7日(水)から

*せんげん台道場       12月27日(土)まで    1月8日(木)から

< 昇級審査 >

11月16日(日)下総支部昇段昇級審査が行われ、佐々木信尚(愛宕)、松崎雄輝(松伏)が見事昇段しました。 ♪ おめでとうございます ♪

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↑ 佐々木信尚(愛宕) 10人組手記念撮影

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↑ 松崎雄輝(松伏) 10人組手記念撮影

< 第46回全日本大会の結果 >

優 勝     ダルメン・サドヴォカソフ(ロシア)

準優勝    荒田 昇毅(千葉中央)

3位     森 善十郎(城西)

4位     鎌田 翔平(城西)

< 全日本大会を観て思ったこと >

今大会は、試割り判定が一度も無くしかも体重判定が行われたのは一度だけというスムーズなしかも見ごたえある大会となりました。下総支部からは、小沼隆一 初段(愛宕)が出場しました。体重判定でも10kg以上の差が無く再々延長の末敗れました。小沼選手は突き、下段蹴りと確実に効かせているように見えましたが逆に上段前蹴り等沢山貰いそれが敗因になった感がありました。怯むことなく前へ出たのですが残念です。世界大会で活躍するためにはその辺のディフェンスが課題となりそうです。今大会私が思ったことは確かに世界大会のような強豪選手が沢山出場し一戦一戦勝ち抜くには大変な大会だと分かるのですが上位にくる選手があまりにも下段廻し蹴りで倒されたり突きで効かされ動きが鈍ったりしている選手を目の辺りにし疑問に思いました。昔と違ってラウンド制のような延長、延長という試合は大分無くなり疲労の蓄積が少しは減ったかな?と思いましたが先ほども言ったとおり一戦一戦が強豪です。私は松井館長初め三強と言われた方々は倒れないのではないかと思ったのです。私の立場で言うのも何ですが、全日本、世界の頂天に立つためには強い思いと覚悟が無ければ立てないのではないかと強く感じました。随分前になりますが、これは私の先輩に聞いた話ですがある全日本チャンピオンの会話で一人が『俺は下段や突きではどんなことがあっても倒れないこれは決めたことだからだけど頭はどうしようもない』するともう一人のチャンピオンは『俺は頭を蹴られても絶対に倒れない』と言ったそうです。物凄い負けず嫌いと信念というか・・・ 他にも中村師範は世界大会前に手を怪我し、手が駄目なら足を鍛えようと稽古に励み、木山師範は世界大会前に肋骨を怪我し大会に出て二人の師範は見事に優勝しました。

“倒しなさい”キミィ 右腕が折れたら左腕で倒しなさい 両腕折れたら足で倒しなさい 両足利かなくなったら噛みついてでも相手を倒しなさい 手と足が利かなかったら睨みつけて倒しなさい それでも死んだら化けて出て倒しなさい。これは大山総裁の言葉です。凄いですよね。総裁はどんな事があっても負けてはいけないと言っています。これらは強い思いの例えです。次は覚悟です。幕末の志士と言われた人達は30歳前後の人で本気でこの国を変えようとしました。この頃の人の写真を見ると皆目が強く顎も強そうでしっかりしていて写真なのに強さを感じます。今、日本の“政”をしている先生方は60歳前後の人達です。どうして彼らはその若さで事を成そうとしたのでしょうか?それは命がけで沢山の経験をしてきたからです。例えば、人が血を流して倒れていて子供がそれを見たら驚きうろたえます。しかし老人が見たらどうでしょう?長い人生の中で親族の死を見たり、戦争を子供の頃目の辺りにしたり、色々経験をしているので対処する事が出来ます。医者も同じことが言えます。なので歳をとるからと言うよりは、経験がものを言うのだと思います。

ある先生がレチクルバノフ選手を初めて見た時、誰かの目に似ていると思って考えたら総裁の若い頃の目にそっくりだと思い出したそうです。レチもチェチェンの紛争で何かを見ていたのかもしれません。試合を見ていても恐さや強さを感じられました。今の選手は資料に代わる物や情報技術を手にすることが容易になりましたが、強い思いと覚悟が足りないのかな?と思いました。その他道具や防具も良くなっているのでその分守られて弱くなっている面もありますが・・・ あるトップ選手がミットを蹴っているときにある先生が目を止めました。その選手は脛サポーターを付けて蹴っていたのです。『どうして付けているのか?』と尋ねたら、『脛が痛い』と・・・ 『大きな大会に出場するだけなら付けても良いけど優勝したいなら考えたほうがいいよ』とその選手は慌てて外しました。脛を見たところ特に変わった感じがなくこういう少しの所もかばってしまうと弱さに繋がってしまうのではないかと思いました。  長々と読んで頂いた方ありがとうございました。