下総ファミリー77号 2014/09/11

< 行事予定 >

*10月19日(日)  秋季千葉県大会・千葉県少年【型】選手権大会  場所:東金アリーナ

*11月2日(日)・3日(祝)  全日本空手道選手権大会  場所:東京体育館

*11月16日(日)  下総支部昇級審査  場所:清水公園体育館

*12月21日(日)  千葉県少年部団体戦  場所:柏市中央体育館

 ↑ 上記行事中は各道場休館になります。

< 蟷螂の斧(とうろうのおの) >

意味は力の無い物が自分の実力も顧みずに強い者に立ち向かう事の喩え。出典は『韓詩外伝』

前足を上げて大きな車の進行を止めようとする一匹の虫がいます。今にも車の車輪に打ち掛かろうとしていました。その車は斉の国の荘公が猟をしていた車でその荘公が従者に『これは何という虫かな?』と聞きました。『これはカマキリというものです。このものは前に進む事を知ってても後ろに退くという事を知りません。自分の力量を見ずに敵を軽く見るものです。』すると荘公は『これが人だったなら必ず天下の勇武となろうよ』と言いました。そして車を回らせてカマキリを避けて行ったのです。荘公は虫に敬意を表したのです。しかし荘子は力の及ばない者が身の程も弁えず無謀にも強者に立ち向かうのは儚い抵抗としています。しかし男の美学的観点から観れば荘公の方が良い気もしますが、生き残る為には荘子の言っている事が正しいのですが皆さんはどうですか?私は昔!?の世界大会と重ねてしまいますが記憶に残る戦い方をする選手はカマキリの様に後先を考えずに一戦一戦思いっきりギリギリの状態で臨み負傷するリスクを顧みず戦い人々の感動を呼んでいると思います。しかし世界一に成る為には出来るだけ消耗を避け作戦を練って戦わなければならなく駆け引きが難しく観ている方は醍醐味の一つとして楽しめるのではないでしょうか。(戦っている選手は大変ですが)今年の全日本空手道選手権大会は来年行われる世界大会の選抜です。      下総支部からは小沼隆一初段(愛宕)が出場します。東京体育館へ行って大きな声援を宜しくお願い致します。(道場でチケット販売します。)

< ジャンケン >

嘗て成功する人はなぜジャンケンが強いのかという本を読みました。その影響である道場で何かに付けてジャンケンを子供達にしてもらいました。ある日、相撲を観ていて茶帯以上の人に下の帯の人15人と(相撲の15日を参考に)ジャンケンをしてもらい実験的に一ヶ月位毎回してもらおうと思いやってもらいました。なぜか負け越しの人が多かったのですが日がたつうちに殆どの人が勝ち越しをする様になったのです。なぜだろうと思ったのですが対戦した相手の癖や理由のない自信、下の帯に負けてたまるかという矜持を感じたりする事がわかりました。勝負はフィフティーフィフティーのはず、しかも小人が大人に勝つ事の出来るジャンケンでさえ考え沢山する事で勝つ”コツ”みたいな事が分かるのかなと思いました。空手に対して何か参考になればなあと思いました。たかがジャンケンされどシャンケン皆さんはどう思われますか?