極真空手の稽古では苦しみや痛さを体験することができます。それによって、相手の痛さや苦しさを知ることができるのです。それこそが他人への思いやりの第一歩となり、学校などで子供たちが隣り合わせているいじめ問題への解決策となるのではないでしょうか。極真空手は、日常生活では学ぶことのできない自己表現の場であり、将来の社会生活へ向けた貴重な疑似体験となるでしょう。本道場では基本稽古を前半に行い、後半は型・組手・ミット打ち等の稽古を行っています。年間行事として、近隣支部合同で開催する冬・夏の合宿や試合が開催され、新しい仲間もできます。
極真空手の稽古では実践性を徹底的に追求します。日本国内のみならず全世界の門下生が、”最強”をめざして地道に修行を積み、その強さを、世界大会や全日本大会に代表される試合の舞台で試すことができます。社会生活で感じるストレスや不満、運動不足を週２回の稽古で発散することができます。稽古の成果を実際の社会生活の中で活かせてこそ、価値があります。つまり、武道の真髄である精神性を重視し、伝統、礼節を重んじ、厳しい稽古を重ねることにより、何事にも屈しない強靱な精神力を養うことができ、日々の社会生活に活用できます。
今ニュースや新聞等で見受ける凶悪犯罪。これはいつ自分の身に振りかかってもおかしくない出来事です。極真空手の稽古で行う基本稽古の中には、攻撃と防御の技が多く存在します。一つ一つ理解し、反復練習を行っていくにつれて、必ず体に覚えさせていくことが出来ます。いざというときに役立つ極真空手は女性の強い味方なのです。また、肥満や極度のストレスによる体の変調などによって体調を崩す例が数多くあります。体力の向上は美容と健康の向上であり、集中力も上がります。極真空手では、日々の稽古を通じて心身のバランスを整え、「強さと美しさ、そして健康」を無理なく手に入れることができます。
ストレス社会の中で生きる為に、精神的にも肉体的にも、自らをコントロールすることは歳を重ねていってもなかなか大変なことです。色々な情報や価値観が混在する現代社会で、手に入れるだけではなく、維持していくことが最も難しいものの一つが”健康”ではないでしょうか。極真会館では、日々の稽古を通じて単なる技術的な強さばかりでなく、人間が本来持っている自然治癒力の向上と、精神面の強化を培うことができます。もちろん、個人の能力や目的に合わせた段階的な指導を徹底しているので、無理なく稽古に励むことができます。道場では年齢に問わず、皆同じ稽古を行います。社会的立場や体裁を忘れ、一生懸命挑戦していくことはとても新鮮で素晴らしい経験になるはずです。
