本部直轄高知道場は12月8日(日)、総本部の成嶋師範代をお迎えし、昇級・昇段審査会を実施しました。受審者は10名、緊張感が張りつめるなか、基本稽古、移動稽古と進められました。
審査が進むにつれ、各自の得意、不得意の項目があり難なく出来る者、出来ないけど一生懸命取り組む者達が気合いを入れながら各項目をこなしていきました。
最後の組手で昇級受審者たちは、自分の技が決まらなかったり、相手の攻撃をまともにもらったりとで、悪戦苦闘していましたが全行程をやり遂げました。
今回、同時に2名の昇段審査も行われ、福島颯一級、藤本彰虎一級が挑戦しました。
成嶋師範代の前で、だいぶんと緊張していた様子でしたが、2人とも十二分に力を発揮し、最後の藤本一級の5人組手、福島一級の10人組手、どちらともペースの乱れることなく完遂しました。
成嶋師範代の締めの言葉で「今回の審査では、出来る事より、出来ない事が多い。しかし、次回は出来ない事が少しでも出来る様、頑張って下さい。」と言葉を頂き、無事に2013冬季審査会を終了しました。
審査終了後に野市総合体育館にて、成嶋師範代による棒術セミナーが行われました。
30名の参加で、まず棒の持ち方、振り方等など色々、指導していただき各自、稽古するのですが、上手く操れません。なんとか、出来る様になった所で棒術の型に入り、なんとか形になり、1時間半のセミナーが終了しました。
後日、道場生に感想を聞きましたら、大変、面白く家に帰っても稽古していたみたいで、こういう武具を使う事により、空手の世界が広がってもらえればと思いました。