「極真の黒帯」
初段 長島 新(64歳)
この度は、黒帯(初段)を拝受致しました。極真会館松井館長、岩田師範、諸先輩、皆さんのご指導の下、憧れの黒帯を絞めました。道着を着て黒帯を絞めると、走馬灯のように様々な想いが浮かびました。中学二年生で池袋の総本部に入門し、極真会の胸のマークに感激し、総本部の稽古の厳しさから何度も足を引きずりながら帰ったこと、当時は喧嘩が好きでたびたびストリートファイトをしていましたが、道場の組手が怖くて怖くて逃げだしたかった事、そして結婚、子育てで空手から離れていた事、道場から離れていた際も空手とは接点があり、K-1からのプロダクション依頼でアンディ選手とCM撮影時にご一緒してライトスパーリングや腹の叩き合い下段蹴り合いが懐かしい思い出です。その関係でホースト選手・アーツ選手とも知り合えました。その後、浅草道場に再入門、当時の松井支部長とお会いし稽古をさせて頂きました。そして大山倍達総裁のご逝去に接し、青山墓地での葬儀に参列。何度も挫けて何度も退会しました。
それから月日は流れ、僧侶として香川県小豆島に移住し、小豆島道場に再々入門、岩田師範に縁を頂き、道場の先輩と共に道場稽古以外にも自主練習に汗を流しました。思い返すと、極真空手黒帯への憧れが、この度、岩田師範より許可いただいた黒帯に繋がったのだと感じます。勿論、極真の初段の強さに現在の小生が到達していないことは重々承知の上ですが「器が人間を創る」を信じ稽古に励みます。やっと初心に立ちました。
極真会館は、仲間と殴り蹴りあい相手の痛みを感じ優しくなり、苦しい稽古を皆で乗り越え絆が深まり、人を尊重し尊敬できる様になる武道カラテで、その環境があり師範がおり仲間がいます。
極真の初段は300人500人に一人と言われますが、先日松井館長がおっしゃられた通り、続ければ誰でも昇段すると思います。諦めなければ誰でも昇段できる、素晴らしいことです。
今年で64歳の小生ですが、入門した頃に憧れた空手を目標に、出来ないと諦めずに練って行きます。これからも岩田師範・諸先輩方・皆さんのご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
押忍。










