1月13日、岡山県笠岡市高島で有志の寒稽古が行われました。
2,000年にコロナが発生して全体の寒稽古を中止せざる負えなくなりました。そんな時、道場生から有志だけで寒稽古をやりましょう、と声が上がり今回で5回目となる寒稽古です。有志の寒稽古の別名は、「あんごーの寒稽古」と言います。まさにその名の通り、海の中での組手になると大喜びで楽しみながら組手をしています。中には、わざと海中に飛び込むも者も多くいます。まさに「あんごー」です。笑
あんごーの寒稽古in笠岡市高島!
先ずは、寒稽古を計画してくれた岩田師範、中塚師範、今回メインで段取り等をしてくれた川上さん、色々ありがとうございました!このような寒稽古が出来るのも、旗振り役や舵取り役等、裏方の努力があればこそだと思いますので、改めてお礼申し上げます。ありがとうございました!
今回の寒稽古は、香川・岡山西支部、岡山東支部の有志に加え、河田隆さん引率のもと北大阪支部の有志の皆さんが参加してくれました。
寒稽古は、1月のとても寒い時期に、冷たい海に入り、心身共に鍛える厳しい稽古です。今年は7℃前後の比較的暖かい気温だったので、結構、穏やかな感じでの寒稽古になるかと思っていましたが、海岸に行くと、全然海は穏やかではなく、想像してたより波が高く、海の水はやっぱり冷たく「マジかぁ・・」と心の中で呟いてしまいました。
寒稽古が始まり、基本の正拳中段付きをしている最中には、水の冷たさで足の指が針に刺されるような痛みに襲われだし、早く足を動かしたいという気持ちで一杯になりました。(これは口で言うとそんなに伝わらないかもしれませんが、めっちゃ冷たいんです!)
基本稽古が終わると、皆が待ち望んでいた組手稽古が始まり、お互いに相手を海の中に放り込もうと技を出していました。毎年来ている方々は、今回初参加となる有志の皆さんを念入りに海の中に放り込むよう気合を入れていました。特に北大阪支部の皆さんは高島の海を満喫できたのではないでしょうか!自分も相手の方に寒稽古を満喫してもらうため、海に放り込み、頭から海に浸かってもらいましたが、結構波も高かったので思わず放り込んだ後、相手の方に手を差し伸べてしまいました(笑)
寒稽古を満喫した後のお風呂は格別なものでした!冷たく冷えた身体に熱いお湯が最高でした!初参加の方達もお風呂を満喫したのではないでしょうか。ちなみに今回、利用させて頂いたカーサさんのお風呂は、海岸から直ぐに入れます。中々これはグッドな感じです!
その後、懇親会が開催され、普段、接することがない方たちと十二分に親睦を深めることが出来ました。(懇親会でカーサさんが用意してくれた海の幸は贅沢なものでした!)色々興味深い話が聞けたのですが、詳しい話は直接自分に聞いてもらえたらと思います。今回、北大阪支部から田中千尋さんと長澤龍馬さんも来られており、参考になる話もたくさん聞けました。また、長澤龍馬さんは、北大阪支部の内弟子であり、毎日強くなるための稽古を相当されている話を聞き、昔、香川支部でおられた内弟子の方を思い出し、少し懐かしい思いになりました。ちなみに長澤龍馬さんは見た感じはぶっきらぼうな感じがしますが、話せばとてもフレンドリーないい人でした!(ちなみに寒稽古では、薮井さんや河田さん達と上半身裸で正拳突きをやってました(笑))
香川支部仏生山道場 平尾 誠治(初段)



















