今回の昇段審査には、63歳の長島新1級と高校生の谷琉生1級が臨んだ。
審査は通常通り腕立て伏せから。長島1級は、三本の指立て伏せで50回行い、谷1級も100回の腕立て伏せを完遂。
体力審査、基本審査、移動審査、間に逆立ちと棒飛びが入って型審査。最後は組手審査。
谷1級は、8歳から空手を始めて今は、高校三年生9年間の空手歴での初段への挑戦。基本から型までは今までの稽古の成果を出しきって成し遂げた。逆立ち歩行は、半年前までは3歩も歩けない状況であったが、稽古が終わって毎回練習に取り組んだことで審査では、一度も足を付くことなく道場を往復した。しかし、10人組手は相当苦しい組手となったが最後まで諦めることなく完遂した。
長島1級は、中学時代に池袋の総本部に入門しており、仕事の関係で空手から離れていたが、小豆島道場へ再入会して稽古に励んでいた。63歳にして3本指での腕立て伏せは見事で、後輩へ良い刺激を与えてくれた。