香川・岡山西支部(岩田厚支部長)は、8月3日、4日の2日間、岡山東支部(中塚信夫支部長)と合同で岡山県笠岡市北木島にて夏合宿を実施した。北木島は、芸人「千鳥」の大吾さんの生まれ育った島として有名になり、観光客もたまに来るようになった。
初日の稽古は、グランドで突き・受け・蹴りを1種目100本ずつ行い40分間の基本稽古。気合は北木島中に響き渡り、日ごろは清閑な島に熱気を持ち込んだ。グランドの気温は、40度を超えており、基本稽古だけで道着は汗だくになった。
休憩と水分を十分に取って、帯別に分かれて型の稽古を行った。いろんな道場からの参加でお互いに刺激しあって充実した型の稽古が出来た。
稽古の締めくくりは、組手。セミコンタクトルールによる組手。年齢、体格に関係なく組手を行う事が出来、苦しい中にも楽しんで組手をすることができて生徒たちはとても充実した顔を見せていた。
そして、班員が協力し合って行う長縄とび大会。合宿恒例の対抗戦。会を重ねるごとに飛ぶ回数も増え、今や100回を超えなければ優勝はできないまでになった。まずは、練習。やはりうまくなっている。道場でも練習をしているに違いない。どの班も100近くまで難なく飛んでいる。
次は個人縄跳び大会。幼年から小学3年、小学4年から6年、中学生以上の3クラスに分かれで行った。
幼年から小学3年の部優勝は、岡山東支部の西村隼人。小学4年から6年の部優勝は、倉敷大内道場の菅ノ又七海。中学生以上の部優勝は、岡山東支部の高橋ゆかり。
夕食は、夏合宿のお楽しみの一つのバーベキュー。火をおこすところからすべて少年部で行う。今年の、合宿のテーマは、「親のありがたみを知り、感謝の気持ちを養う。」夕食の準備から後片づけまですべて自分たちの手で行う。今年は、薪に火がなかなかつかずとてもてこずったが、何とか火がつきご飯を炊くことができた。
炭は、去年の教訓から着火剤を持参。難なく火をおこすことができた。
夜は演芸会。
二日目の稽古は、海岸で行った。海に向かって気合のこもった稽古が行われた。
朝の稽古は、海岸で行った。瀬戸内海を目の前に基本を行った。午前中とはいえ、気温は、30度を超え、非常に暑い日差しのもとでの稽古となった。
基本稽古の後は、チーム対抗戦。まずは、「クルクル回転リレー」。棒を持ちクルクル 10回転してダッシュ。回転した後はまっすぐ走ることができず転倒する者も。笑いの中リレーは、終了。次は、10人11脚。チームの呼吸を合わせての競争。トップを走っていたチームは、ゴール目の前で転倒。ゆっくりではあるが確実に張ってきたチームが優勝した。最後は、海の中での綱引き大会。海の中だけに生徒たちは、水を得た魚のように元気に綱引きを行った。
昼食は、みんなで作るカレー作り。ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎを切ったり、カレー作りを楽しみました。そして、自分たちで作ったカレーは、本当においしかったです。
今回の合宿は、中学生が班長になり小学生をリードし、合宿全体の運営がスムーズに進みました。中学生は小学生をリードし得たことを学校生活、日常生活で活かすことを期待しています。