2025年7月26日(土)・27日(日)の二日間、極真会館秋田支部の恒例行事「夏合宿」が開催されました。
今回の会場は、由利本荘市のナイスアリーナ。
道場生たちは、日常の稽古とはひと味違う、合宿ならではの濃密な時間を過ごしました。
初日:基本と組手で汗を流す一日
初日の午前中は、空手の基礎を改めて見直す時間。
基本稽古と移動稽古を中心に、師範から丁寧に技の指導を受けました。
日頃の稽古では流しがちになってしまう部分も、じっくりと指導を受けることで理解が深まり、技の質が磨かれていきます。
午後はミット稽古と組手。
クーラーが効いている中でも室温が少し高く、熱気のある稽古でしたが、道場生たちは集中を切らさず、それぞれの限界に挑戦していました。
とくに組手では、少年部から一般部までが真剣勝負を繰り広げ、お互いに多くの刺激を受けている様子が印象的でした。
二日目:早朝マラソンと型稽古で締めくくり
二日目は朝5時に起床。
少年部と壮年部は5km、一般部は10kmのマラソンに挑戦しました。
早起きして、涼しい朝の空気の中を駆け抜ける経験は、心身の鍛錬だけでなく、精神力の強化にもつながります。
朝食後は、宿泊部屋の片づけを全員で協力して行い、その後は型稽古。
型の稽古では一つ一つの動作の意味や流れを意識しながら、集中力を高めて取り組みました。
昼食を終えると、2日間の合宿は無事に終了。
道場生たちは、心地よい疲労とともに、それぞれの家路につきました。
合宿を終えて
今回の合宿では、普段の稽古とは違う環境の中で、仲間と寝食を共にしながら、空手の技術だけでなく礼節や協調性、忍耐力を学ぶことができました。
今後の稽古や大会に向けて、それぞれが今回の経験を活かし、さらなる成長を目指してくれることを期待しています。
押忍。